Web プロジェクトのテスト

開始ページから始めます。ZIETrans 開始ページ」が表示されていない場合は、エディター・ペイン上部のZIETrans 開始ページ」タブをクリックします。

  1. 画面左側の ZIETrans プロジェクト・ビューで、作成した Web プロジェクトの 名前を選択します。
  2. 開始ページで「サーバーでデバッグ」をクリックします。
  3. プロジェクトの実行中にディスプレイ端末を表示するかどうかを選択します。プロジェクトのテスト中、ディスプレイ端末にホスト画面をナビゲートしながら表示する場合は、「はい」をクリックします。
  4. 「サーバーの選択」ウィンドウがオープンします。 このウィンドウで、プロジェクトを実行するサーバーを選択します。使用するサーバーを選択します。「完了」をクリックし、 「サーバーで実行」の処理を完了します。
    注: サーバーを選択するときは、ZIETrans プロジェクトの作成時に選択したサーバーと互換性があるサーバーを選択する必要があります。

Eclipse は、選択したサーバーのインスタンスを起動し、 ローカル・システム上でプロジェクトを実行します。プロジェクトをテストするときは、Eclipse とともに提供されるサーバーのローカル・コピーが使用されます。このローカル・サーバーは、ローカル・テスト環境とも呼ばれます。

注: 起動後、ローカル・サーバーが始動中または公開中の状態のままになるか、CPU 使用率が 100% に急上昇するか、または、Web プロジェクトが開始したものの、ブランク・ページが表示される場合は、次のようにローカル・サーバー構成を変更してこのような問題の修正を試みてください。
  1. 「サーバー」ビューのサーバーをダブルクリックして、サーバーを編集します。
  2. 「サーバー」セクションで、以下の手順を実行します。
    • 「接続設定を手動で指定」を選択します。
    • 「RMI 接続タイプ」をクリアして、「SOAP 接続タイプ」を選択します。
    • 「ワークベンチのシャットダウン時にサーバーを終了する」を選択します。
  3. 「公開」セクションで、以下の手順を実行します。
    • 「自動公開しない」を選択します。
  4. サーバーが実行中である場合は、変更を有効にするためサーバーを再起動します。
  5. もう 1 つのヒント: 異なるワークスペースにわたって同じ EAR 名を使用しないでください。異なるワークスペースで同一の EAR ファイル名を使用すると、404 エラーが発生する可能性があります。または、誤ったアプリケーションが表示されます。プロジェクトの作成時は、ZIETrans では常に、プロジェクトを作成している WebSphere® アプリケーション・サーバー のバージョンに基づく EAR 名がデフォルトで設定されます。例えば、ターゲット・サーバーが WebSphere アプリケーション・サーバー v8.0 である場合、すべての ZIETrans プロジェクトのデフォルト EAR 名は ZIETrans_EAR8 です。異なるワークスペースに対して異なる EAR 名が使用されるようにするには、ZIETrans プロジェクトの作成時に「エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクト」フィールドに固有の名前を指定します。
ZIETrans Toolkit「サーバーでデバッグ」機能を使用してプロジェクトをテストする場合、Eclipse コンソールは、以下の情報に関するメッセージを表示します。
  • ZIETrans ランタイムのバージョンおよびビルド情報
  • 適用する変換の名前
  • 実行するマクロの名前
  • ビジネス・ロジックに対して実行する Java™ メソッドの名前
  • マクロ・トランザクション中に実行するマクロの名前および マクロを実行している接続
  • 処理するイベントの名前 (例えば、開始または一致しない画面イベントや、 画面カスタマイズなど)。
  • 設定変更が完了した旨の通知

デフォルトではメッセージが表示されます。メッセージを使用不可にする場合は、 ナビゲーター・ビューで Web Content/WEB-INF/ のパスにある web.xml ファイルをダブルクリックして 編集します。「ソース」タブを選択し、showStudioRuntimeMessages パラメーターを見つけ、その値を false に変更して web.xml ファイルを保存します。

Eclipse 内で Web ブラウザーが起動し、プロジェクトのテストが可能な Web ページが表示されます。この Web ページは、次の 2 つのメイン領域で構成されます。
  • テンプレート。通常、この領域は Web ページの上部と左端に位置し、グラフィック形式のバナーおよびナビゲーション・リンクで構成されます。通常、テンプレート領域は、プロジェクト内のすべて (または大部分) の Web ページについて同じであり、 一貫性のある外観がユーザーに表示されます。
  • 変換領域。この領域には変換済みのホスト・アプリケーションが表示されます。変換領域の内容は、プロジェクトの Web ページごとに異なります。

ユーザーに表示される形式でアプリケーションを表示するには、Eclipse でプリファレンスを変更し、 外部の Web ブラウザーを使用します。これを行うには、Eclipse メニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」>「その他」>「Web ブラウザー」を選択し、「外部 Web ブラウザーを使用」を選択した後、使用する外部 Web ブラウザーを選択します。Web ブラウザーが開き、次のような URL が表示されます。http://localhost:9080/myapp/ 他のユーザーが別のマシンからこの Web ページを表示できるようにするには、ZIETrans Toolkit を実行しているマシンの IP アドレスを含む URL を渡します。例えば、URL http://localhost:9080/myapp/ を http://myworkstation.mycompany.com:9080/myapp/ に変更します。

注: ZIETrans は、同じワークステーションから同じ ZIETrans アプリケーションにアクセスする複数のブラウザー・インスタンスをサポートします。ただし、これらの複数のブラウザー・インスタンスは、同じ HTTP セッション ID を共有してはなりません。