マクロの使用

入力フィールドへの情報提供や メニュー・オプションの選択など、自動的に行われる一連のステップを作成するためにマクロを記録することができます。例えば、ホスト・アプリケーションにアクセスするには、ユーザーはユーザー ID およびパスワードを使用して システムにログオンする必要があります。プロジェクトがアプリケーションのユーザーのために複数のログオン画面を全探索できるため、システムへのログオンはマクロに適しています。また、Visual Macro Editor を使用してマクロを編集し、ユーザー ID またはパスワードが有効期限切れになった場合に使用する条件パスを追加することができます。

単純なログオン・マクロを記録するには、次の手順を実行します。
  1. ZIETrans プロジェクト・ビューでプロジェクトを強調表示し、「ZIETrans ホスト端末をオープン」 アイコン (「 ホスト端末をオープン」アイコン) をクリックします。
  2. ログオン画面が表示されているホスト端末画面から開始し、「マクロの記録」アイコン (「マクロの記録」アイコン) をクリックします。
  3. 「マクロの記録」パネルで、ターゲット・プロジェクトを選択し、マクロ名 (mylogon など) を指定し、必要に応じて説明を追加します。「終了」をクリックします。
  4. 「マクロの開始画面の定義」パネルで、画面に名前を付けるか、デフォルトの名前を受け入れます。この例では、画面に logon という名前を付けます。画面の認識に使用する 画面領域を選択します。通常、ログオン画面には静的テキストが存在するため、画面上の任意のテキストを選択できます。必ず「ストリング」チェック・ボックスを選択してください。選択したテキストは常に同じ位置に表示されるため、必ずストリング位置基準として「指定位置」オプションを選択してください。「行」および「カラム」フィールドには、選択した画面領域の座標が設定されます。「次へ」をクリックします。
  5. 「画面の認識基準」パネルで、画面の認識に使用するテキストは、以前の画面から収集された情報を使用して既に定義されています。「終了」をクリックします。
  6. ログオン画面を表示しているホスト端末画面で、必要なユーザー ID およびパスワードを 入力して Enter キーを押します。ホスト画面の左側の「マクロ・ナビゲーター」ペインに、マクロの進行状況が表示されます。
  7. エンド・ユーザーに表示する必要がない他の画面が ログオン中に必ずホストに表示される場合があります。プロジェクトのホスト・アプリケーションに アクセスできる画面にナビゲートするまで、ログオン時にこれらの画面で通常実行する すべてのアクションを実行します。この画面には、アプリケーションへのアクセスが可能であることを明示的に示すテキストがいくつか含まれる 場合があります (Sign-on completeMain Menu など)。
  8. 「マクロを停止」アイコン (「マクロを停止」アイコン) をクリックします。
  9. 「マクロの終了画面の定義」パネルで、終了画面に名前を指定します (例: finalscreen)。今度は、マクロの最終画面に 認識基準を定義します。多くの場合、これは、Sign-on complete または Main Menu テキストが含まれる画面です。マクロの終了画面を 認識するために使用するテキストを選択できます。選択したテキストを常に画面の同じ位置に表示する場合は、 ストリング位置基準の「指定位置」オプションを選択します。それ以外の場合は、「画面上の任意の位置」オプションを選択します。「次へ」をクリックします。
  10. 「画面の認識基準」パネルで、画面の認識に使用するテキストは、以前の画面から収集された情報を使用して既に定義されています。「終了」をクリックします。
  11. ユーザーをシステムにログオンさせるマクロが記録されました。このマクロをプロジェクトに追加するには、「マクロを保存」アイコン (「マクロを保存」アイコン) をクリックします。
  12. この段階で、ホスト端末画面をクローズまたは最小化できます。ZIETrans プロジェクト・ビューのプロジェクトの「マクロ」フォルダーの 下に mylogon という名前のマクロが表示されます。
画面カスタマイズでアクションとして mylogon マクロを実行すると、ユーザーをホスト・システムにログオンさせることができます。

マクロの記録と使用について詳しくは、「マクロとホスト端末」と「拡張マクロの紹介」を参照してください。