ホスト画面のテキスト・ストリングを置換

ZIETrans アプリケーションでは、ホスト画面のテキスト・ストリングを GUI ページで 別の出力に置換できます。これらのテキスト・ストリングは、保護テキスト・ストリングになります。つまり、画面上でのみ使用され、ホスト・アプリケーションに入力データとして渡されることはありません。例えば、フィールド・ラベルやプロンプトとして使用されているテキスト・ストリングを 置換することができます。テキストは、別のテキスト、HTML コード ()、またはイメージで置換できます。Java™ 正規表現のサポートは、テキスト置換アルゴリズムの一部として使用できます。テキスト・ストリングは、 ホスト・キーを送信するボタンまたはリンクで置換できます。

テキスト置換は、プロジェクトでさまざまな方法で定義できます。
  • プロジェクト設定で、プロジェクト内の任意の画面の指定テキストを置換する
  • デフォルト・レンダリング・セットのレンダリング項目で行う
  • 画面イベントで、その画面イベントの画面認識基準に一致する 画面の指定テキストのみを置換する
  • 「ホスト・コンポーネントを挿入」ウィザードで、挿入されたコンポーネント内の指定されたテキストのみを置換する
プロジェクト設定と画面イベントの両方で同じテキストに対して 別の置換出力に置換するようにテキスト置換を定義した場合は、画面イベントでの定義が優先されます。画面イベントと コンポーネント・タグ・レベルの両方で同じテキストのテキスト置換を定義した場合は、 コンポーネント・タグ・レベルのテキスト置換が優先されます。

別のテキスト・ストリングを使用するテキスト置換では、元の画面レイアウトを維持しようとします。置換テキストが置換前のテキストより長い場合は、置換テキストを切り捨てて元のフィールド・サイズに合わせます。ただし、テキスト置換フィールドと次のホスト・コンポーネントの間に空白文字がある場合は、置換ストリングは、置換ストリングの次の文字に その空白文字を使用します。

HTML ストリング 、またはイメージでテキストを置換するときは、 元の画面レイアウトが保持されません。置換出力が元のフィールド・サイズに収まらない場合があるためです。このため、GUI でのフォーマット結果が望ましくない結果となる場合があります。
注: フィールド・ウィジェットでは、文字ごとに出力をレンダリングできます。このオプションを設定したフィールド・ウィジェットを使用し、イメージで置換するホスト画面のセクションをレンダリングする場合は、望ましくないフォーマットになってしまいます。

テキストを置換対象で置換するときには、予期しない結果にならないように 慎重にテキスト置換をテストしてください。

テキスト置換について詳しくは、「テキスト置換」を参照してください。