Flexera ランタイム・プロパティー・ファイル・パラメーター:

ZIETrans プロジェクトのライセンスを取得するには、次の 3 つの Flexera ランタイム・プロパティーを設定する必要があります。
  1. flx_ServerURL
  2. flx_BorrowInterval
  3. flx_PrivateKey_Absolute_Path
  • flx_ServerURL :

    このパラメーターには、Flexera ライセンス・サーバーの URL が含まれています。HCL ZIETrans ユーザーは、オンプレミス・サーバーを構成するか、HCL の Flexera Cloud を使用できます。どちらの場合も、サーバー URL をこのパラメーター用に構成する必要があります。

    ユーザーがこのパラメーターの値を設定しない場合、デフォルトで空の値が割り当てられます。

    このパラメーターの構文は、以下のとおりです。

    • ZIETrans Web プロジェクトの場合:
      https\://[license server host URL]/api/1.0/instances/[license server ID] 
    • ZIETrans RCP プロジェクトの場合:
      https\://[license server host URL]/instances/[license server ID]/request 
    注: プロパティー・ファイル内の特殊文字の前には、円記号 (\) を付ける必要があります。
  • flx_PrivateKey_Absolute_Path :

    このパラメーターには、.pem ファイルおよび pkcs8 形式のライセンス・サーバーの秘密鍵の絶対パスが含まれます。

    注: このパラメーターは、ZIETrans RCP アプリケーションには適用されません。
    ランタイムの user.home は最初は不明であるため、ユーザーがこのパラメーターの値を設定しない場合、デフォルトでは、デプロイメント前に、最初に空の値が割り当てられます。デプロイメント後、このパラメーターの値が見つからない場合、PrivateKey.pem ファイルがシステムのユーザーのホームで検索されます。つまり、実行時にデフォルト・パスが次のように割り当てられます。
    <userhome>/PrivateKey.pem
    例:
    flx_PrivateKey_Absolute_Path = C\:\Users\ZIETrans_Administrator/PrivateKey.pem
    注: プロパティー・ファイル内の特殊文字の前には、円記号 (\) を付ける必要があります。
  • flx_BorrowInterval :

    このパラメーターに含まれる数値の末尾には単位文字が続きます。例えば、flx_BorrowInterval 値の 10h は 10 時間を示します。このパラメーターで有効な末尾の単位文字の値は、s、m、h、d、w です (それぞれ秒、分、時、日、週を示します) 。

    ユーザーがこのパラメーターの値を設定しない場合、デフォルト値は 30 分に設定されます。
    注: 現在の頻度でセッションの存続期間中に再発行の要求が多すぎる場合、ユーザーはこの値を増やすことを検討できます。

    このランタイム・パラメーターに無効な値が指定された場合、誤った値は実行時に無視され、代わりにデフォルト値 (30 分) が選択されます。

    ランタイム・プロパティー・ファイルについて詳しくは、「ランタイム・プロパティー・ファイル」を参照してください。