実行アクション (<perform> エレメント)

実行アクションは、インポートした Java™ クラスに属するメソッドを呼び出します。

このアクションを指定するには、VME を使用する (「実行」アクションを参照) 方法と、 AME を使用する (「実行」アクションを参照) 方法があります。

実行アクション以外にも、さまざまなコンテキストでメソッドを呼び出すことができます。ただし実行アクションは、例えば値を戻さないメソッドを呼び出したい 場合などのシナリオでは便利です。

実行アクションのほかに、メソッドを呼び出すことができるコンテキストは 次のとおりです。
  • 変数更新アクションを使用して、メソッドを呼び出し、 変数に戻り値を割り当てることができます。戻り値を受け取る変数は、標準型に属する変数 (boolean、integer、string、double)、またはインポート型に属する変数 (例えば、Java クラス Object に基づく、インポート型 Object に属する変数 $objTmp$) のどちらかです。
  • パラメーターのフィールドにメソッド呼び出しを指定すると、 メソッドを呼び出して、戻り値をマクロ・アクションのパラメーターと して使用できます。例えば、抽出アクションの「行」パラメーターに、整数値を戻す メソッド呼び出しを使用できます。マクロ・ランタイムは、パラメーターがメソッド呼び出しであることを 認識し、メソッドを呼び出して、整数の戻り値を「行」パラメーター の値として使用します。
  • 式の項としてメソッド呼び出しを使用すると、式の一部として メソッドを呼び出すことができます。マクロ・ランタイムが式を評価し、その項がメソッド呼び出しであることを 認識すると、メソッドを呼び出し、メソッドの値 (例: ストリング) を 項の値として使用します。
  • メソッドを呼び出して、宣言した変数の初期値として戻り値を使用できます。
一般に、実行アクションの外部では、メソッドから戻される値が有効である すべてのコンテキストでメソッドを呼び出すことができます。

詳しくは、<perform> エレメントを参照してください。