SQLQuery アクション (<sqlquery> エレメント)

SQLQuery アクションは、非常に便利で強力なアクションです。これにより、SQL ステートメントをホスト・データベースに送信し、SQL ステートメントによって出力される任意のデータを検索して、そのデータを Host On-Demand マクロ変数に書き込むことができます。

このアクションは、VME ではソース・タブを使用して、 AME ではアクション・タブを使用して指定することができます。SQLQuery アクションを参照してください。

マクロをサポートするすべてのタイプの セッション (3270 ディスプレイ、5250 ディスプレイ、または VT ディスプレイ) で、SQLQuery アクションを使用できます。

接続先のデータベース・サーバーは、アプリケーション・セッションを実行しているホストとは別のホストにあってもかまいません。

SQLQuery アクションでは、タイプが Select の SQL ステートメントのみサポートされています。タイプ Insert、Update、または Delete の SQL ステートメントはサポートしていません。

SQLQuery アクションでは、SQLQuery アクションを使用して HCL ZIETrans Toolkit 環境と特定の HCL ZIETrans アプリケーションの両方にアクセス可能なデータベース・ドライバーを必要とします。データベース・ドライバーはアクセス先のデータベースに固有です。このドライバーは、データベース管理者から入手します。

HCL ZIETrans Toolkit 内で SQL ウィザードを正しく機能させるために、データベース・ドライバー・ファイルを、Eclipse で使用される Java Development Kit (JDK) の lib\ext ディレクトリー (例えば、C:\Program Files\Java\jre1.8.0_171\lib\ext) に配置する必要があります。データベース・ドライバーを JDK の格納場所にコピーした後、Eclipse がアクティブの場合には Eclipse を再始動する必要があります。

HCL ZIETrans アプリケーションは、デプロイされるときに、データベース・ドライバー・ファイルへのアクセス権も必要とします。HCL ZIETrans Web アプリケーションの場合は、データベース・ドライバー・ファイルを EAR レベルに追加してください。ファイルが EAR レベルに追加されると、SQLQuery アクションを使用する HCL ZIETrans アプリケーション内の WAR はそれぞれ、データベース・ドライバー・ファイルが組み込まれるよう、その META-INF/MANIFEST.MF ファイルを更新する必要があります。MANIFEST.MF ファイルの更新が正しく行われていることを確認するには、JAR 依存関係エディターで編集してください。

詳しくは、<sqlquery> エレメントを参照してください。