例として使用されるシナリオ

この章では、例としてマクロからのシナリオを使用します。このマクロには、Screen1 と Screen2 の 2 つのマクロ画面のみが含まれています。

このシナリオは、マクロ・ランタイムが Screen1 のすべてのアクションを実行し、次に処理するマクロ画面を検索する準備ができている段階から始まります。

Screen1 は、「OS/390® ISPF Primary Option Menu」 (図 1 を参照) を処理するマクロ画面です。
図 1. OS/390 ISPF Primary Option Menu
OS/390 ISPF Primary Option Menu
表 1 は、Screen1 の内容の概念視点を示しています。
表 1. マクロ画面 Screen1 の内容
<screen> エレメント Screen1 に含まれている XML エレメント: XML エレメントの内容
<description> ディスクリプター:
  • 入力禁止標識がクリアされます (入力は禁止されません)。
<actions> アクション:
  1. テキスト・カーソルを行 4、列 14 に移動する。
  2. '3[enter]' と入力する。
<nextscreens> このマクロ画面の後に表示されるマクロ画面の名前:
  • Screen2
Screen2 は、「Utility Selection Panel」(図 2 を参照) を処理するマクロ画面です。
図 2. 「データ・セット・リスト・ユーティリティー (Data Set List Utility)」アプリケーション画面
「データ・セット・リスト・ユーティリティー (Data Set List Utility)」アプリケーション画面
表 2 は、Screen2 の内容の概念視点を示しています。
表 2. マクロ画面 Screen2 の内容
<screen> エレメント Screen2 に含まれている XML エレメント: XML エレメントの内容
<description> ディスクリプター:
  • 入力禁止標識がクリアされます (入力は禁止されません)。
  • 80 個のフィールドがあります。
  • 3 つの入力フィールドがあります。
<actions> アクション (ホスト・アプリケーションは正しい入力フィールドに テキスト・カーソルを配置します):
  1. '4[enter]' と入力する。
<nextscreens> このマクロ画面の後に表示されるマクロ画面の名前:
  • (なし。これは、このマクロの最後のマクロ画面です。)