認識限界に達したことの判別

マクロ・ランタイムは、<recolimit> エレメントを含むそれぞれのマクロ画面ごとに認識カウントを記録します。マクロの再生が開始されると、すべてのマクロ画面の認識カウントが 0 になります。

マクロに ScreenB という名前のマクロ画面が含まれていて、ScreenB に認識限界 100 を指定した <recolimit> エレメントがあるとします。マクロ・ランタイムが ScreenB を認識するたびに (つまり、 マクロ・ランタイムが ScreenB を次に処理するマクロ画面として選択するたびに)、 マクロ・ランタイムは次のステップを実行します。
  1. マクロ・ランタイムは、ScreenB 内の <recolimit> エレメントの存在を検出する。
  2. マクロ・ランタイムは、ScreenB の認識カウントを増分する。
  3. マクロ・ランタイムは、認識カウントを認識限度と比較する。
  4. 認識カウントが認識限界より小さければ、マクロ・ランタイムは通常どおり ScreenB のアクション・エレメントの実行を開始する。
  5. ただし、認識カウントが認識限界より大か等しい場合、マクロ・ランタイムは <recolimit> エレメントに指定されたアクションを実行する。この場合、マクロ・ランタイムは ScreenB のアクション・エレメントを処理しません。