アクションの動作

マクロ・ランタイムが通信待機アクションの実行を開始すると、ランタイムは通信待機アクションに指定された通信状況を注視し、セッションの実際の通信状況と比較します。2 つの状況が一致した場合、マクロ・ランタイムは通信待機アクションが完了したと判断し、マクロ・ランタイムは次のアクションの実行に進みます。

ただし、2 つの状況が一致しない場合、マクロ・ランタイムは他の処理を行わず、通信待機アクションに指定された通信状況がセッション内で実際に発生するまで単に待ちます。

タイムアウト値の有効期間が切れるとマクロ・ランタイムが通信待機アクションを終了するように、通信待機アクションにミリ秒単位のタイムアウト値を指定できます。つまり、マクロ・ランタイムが待っている通信状況にならなくても、タイムアウト値の有効期限が切れるとマクロ・ランタイムはアクションを終了します。

通信待機アクションの後、抽出アクションなど他のアクションを使用してアプリケーション画面の特性を検査し、セッションが実際に目的の通信状況になったのか、それとも通信待機アクションがタイムアウトのために終了したのかを判別する必要が生じることがあります。