マクロ画面

マクロ画面は、特定のアプリケーション画面へのアクセスを管理する方法をマクロ・ランタイムに指示する、1 組の命令です。マクロ画面には、次のものが含まれています。
  • 特定のアプリケーション画面の記述
  • この特定のアプリケーション画面にアクセスするときに取ることができるアクション
  • この特定のマクロ画面の後に表示されるマクロ画面のリスト

この時点での概念はそれほど直感的ではありませんが、同じマクロには、同じアプリケーション画面を参照するマクロ画面が数個存在する場合もあります。マクロ画面が相互にリンクされる方法によって、マクロ・ランタイムは、マクロの再生時に、同じアプリケーション画面に複数回アクセスして、アクセスごとに異なるマクロ画面を処理する場合があります。

また、1 つのマクロ画面が、複数のアプリケーション画面を参照する場合もあります。複数のアプリケーション画面が互いに類似している場合、ユーザー自身で、類似したすべてのアプリケーション画面を処理するマクロ画面を作成することができます。

それにもかかわらず、各マクロ画面は、何らかのアプリケーション画面に対応します。マクロを記録する際には、マクロ・オブジェクトは、記録中にユーザーがアクセスするアプリケーション画面ごとにマクロ画面を作成し、保管します。同じアプリケーション画面に複数回アクセスする場合、マクロ・オブジェクトは、アクセスごとにマクロ画面を作成し、保管します。

記録されたマクロを再生する場合、マクロ・ランタイムは、一連の再生中にアクセスするアプリケーション画面ごとに 1 つ以上のマクロ画面を処理します。通常は、指定されたアプリケーション画面で 1 つのマクロ画面が実行されます。ただし、最初のマクロ画面のアクションによってアプリケーション画面が先に進まず、2 番目のマクロ画面が同じアプリケーション画面に一致するような方法で、マクロを編集することが可能です。