ignorepauseforenhancedtn=true/false

<HAScript> エレメントの ignorepauseforenhancedtn 属性を true に設定すると、コンテンションを解消する環境でセッションが実行されている場合、マクロの実行中にマクロ・ランタイムは一時停止アクション (<pause> エレメント) をスキップします。コンテンションを解決しない環境で実行するためのマクロを開発し (休止アクションを挿入)、コンテンションを解決する環境でもそのマクロを不要な遅延を入れずに (休止アクションを無視して) 実行する必要が生じた場合には、この属性を使用できます。

この属性を true に設定すると、マクロ・ランタイムはコンテンションを解決しない環境では休止アクションを処理しますが (指定されたミリ秒数だけ待つ)、コンテンションを解決する環境では休止アクションを無視します。

ただし、この属性を true に設定すると、マクロ・ランタイムは (アプリケーション画面を更新する時間を取るために挿入された休止だけでなく)、マクロ内の休止アクション (<pause> エレメント) をすべてスキップします。次のサブセクションでは、この 2 次的な問題に対処します。