pausetime 属性

<HAScript> エレメントの pausetime 属性は、次のようにマクロ・ランタイムが待機する時間を指定します。
  • 入力アクションまたはプロンプト・アクションの実行後に、これらの 2 つのアクションのいずれかを完了させることによる考えられるすべての副次作用を許可する。
  • マクロ画面での最後のアクションの実行後に、アクションの処理を完了させることによる他の副次作用を許可する。
HCL ZIETrans バージョン 5 までは、pausetime 属性は、入力アクションとプロンプト・アクションの後のみでなく、あらゆるタイプのアクション後の一時停止としてインプリメントされました。現在では、次のように実装されています。
  • マクロ・ランタイムは以下の場合待機します。
    • マクロ画面の最後のアクションを除く、すべての入力アクションとプロンプト・アクションの後の休止時間の 50% に等しい間隔。
    • マクロ画面の最後のアクション後の休止時間の 100% に等しい間隔。
  • マクロ・ランタイムは以下の場合は待機しません。
    • マクロ画面の最後の入力アクションまたはプロンプト・アクションがマクロ画面での最後のアクションではない限り、これらのアクションの後。
    • 他のタイプのアクションがマクロ画面での最後のアクションではない限り、これらのアクションの後。
デフォルトでは、pausetime 属性は使用可能になっていて、タイムアウト値は 300 ミリ秒に設定されています。したがって、マクロ・ランタイムは、デフォルトで次の処理を行います。
  • マクロ画面の最後のアクションを除く、すべての入力アクションとプロンプト・アクションの後に 150 ミリ秒間待機する。
  • マクロ画面の最後のアクションの後、300 ミリ秒待機する。

pausetime 属性はすべてのマクロ画面に影響を与えることに注意してください。つまり、この 1 項目を設定することで、問題がある可能性のあるマクロ画面を個別に変更しなくても、マクロ全体のタイミング・エラーを回避できます。