<HAScript> エレメントの timeout 属性

<HAScript> エレメントの timeout 属性は、VME の「画面間のタイムアウト」設定を使用して設定できます。「全般」タブを参照してください。AME の場合は、図 1 を参照してください。この属性は、画面認識のタイムアウト値を指定します。デフォルトでは、指定された値はマクロ内の各マクロ画面すべてに適用されます。ただし、<nextscreens> エレメントの timeout 属性を使用すると、特定のマクロ画面に対する値を変更できます (<nextscreens> エレメントの timeout 属性を参照)。

マクロ・ランタイムは、画面認識の実行の開始時には常に、マクロ全体に対してタイムアウト値が設定されているかどうかを、または次の画面のマクロ画面のリストに対してタイムアウト値が設定されているかどうかを判断するためにチェックします。タイムアウト値が設定されている場合、マクロ・ランタイムは、タイムアウト値に指定されているミリ秒数にタイマーを設定します。マクロ・ランタイムが画面認識を完了する前にタイマーが満了した場合、マクロ・ランタイムはマクロを終了します。ブラウザーにエラー・ページが表示され、サーバー・コンソールに次のようなメッセージが表示されます
図 1. 画面認識タイムアウトのエラー・メッセージ
Macro timed out: (Macro=ispf_ex2, Screen=screen_address_type)
このメッセージには、マクロの名前と、タイムアウトが発生したときに処理していた画面の名前が表示されていることに注意してください。例えば、このメッセージに指定されている画面が ScreenA ならば、マクロ・ランタイムはすでに ScreenA のアクションをすべて実行済みで、ScreenA の有効な次画面リストにあるマクロ画面とアプリケーション画面の一致を検索していました。
マクロがホスト端末で再生されている場合は、次のメッセージが表示されます
図 2. ホスト端末に表示されるエラー・メッセージ
The host terminal does not match any expected screens.

指定される場合、デフォルトのタイムアウト値は 60000 ミリ秒 (60 秒) に設定されます。