Macro Utility Libraries (HML ライブラリー)

Host On-Demand Macro Utility Libraries (HML ライブラリー) は、HCL ZIETrans コードとともにパッケージされているユーティリティー・ライブラリーです。次の作業を行わずに、これらのライブラリーのいずれかからメソッドを呼び出すことができます。
  • 基礎クラスのインポート。または
  • クラスのインスタンスを含むための変数の作成。または
  • クラスのインスタンスの作成
実際には、HML Java™ ライブラリーに含まれているクラスのインポート、HML クラスに属する変数の作成、または HML オブジェクトのインスタンスの作成は許可されていません。
これは、マクロの再生が開始されたときに進む初期化の実行中に、マクロ・ ランタイムが以下の処理を実行するためです。
  • すべての HML クラスをインポートする。
  • HML クラスごとに 1 つの変数を作成して、クラスのインスタンスを含める。
  • 各 HML クラスのインスタンスを 1 つ作成して、適切な変数に格納する。
以下の表には、各 HML 変数に対する変数名と基礎クラスのメソッドの型が記載されています。
表 1. HML 変数
HML 変数: メソッドの説明:
$HMLFormatUtil$ ストリングのフォーマット設定のためのメソッド。
$HMLPSUtil$ セッション・ウィンドウの表示スペースにアクセスするメソッド。
$HMLSessionUtil$ セッション値を戻すメソッド。
$HMLSQLUtil$ 最新の SQLQuery アクションの結果に関する情報を戻すメソッド