Web 高速ログオン のカスタム・プラグインの作成
Web 高速ログオン では、ネットワーク・ユーザー ID およびホスト・アクセス信任状を提供する処理をプラグインに依存しています。Web 高速ログオン は次のセクションで説明する Java™ インターフェースを通じてこれらのプラグインと対話します。
Web 高速ログオン は、ZIETrans Web プロジェクトにアーカイブ (.ear) ファイルのレベルで実装されます。各エンタープライズ・アーカイブ・ファイルまたは Web アーカイブ・ファイルにプラグインを適宜入れる必要があります。独自のプラグインを作成するには、以下の手順を実行します。
- Eclipse で、プラグインを保持する Java プロジェクトを作成します。この Java プロジェクトのクラスパスには、ZIETrans ファイルが次の順序で設定されていることを確認してください。
- hatscommon.jar
- hodwel.jar
- この章で説明する API を使用して、プラグインをコード化します。
- Java プロジェクトから Java Archive (.jar) ファイルを作成します。ZIETrans Web プロジェクトの場合は、各 .ear ファイルのファイル・システムに .jar ファイルをエクスポートし使用します。
- Java Archive を Web-Content/META-INF に配置された MANIFEST.MF に追加します。
- Web 高速ログオンを使用するように接続を構成し、カスタム・プラグインを使用するように Web 高速ログオンを構成します。Web Express ログオンの計画および構成について詳しくは、「セキュリティーおよび Web Expressログオン」を参照してください。