com.ibm.hats.common.RuntimeSettings

com.ibm.hats.common.RuntimeSettings クラスの場合、name は以下のカスタマイズ可能な設定を指定します。
autoEraseFields
変更された入力フィールドに変更されたデータが入力される前に、そのフィールドに [erasefld] を適用するかどうかを指定します。デフォルト値は true です。この値が false に設定されている場合は、スペース文字を使用して、ホストが以前にそのフィールドに入力したデータを置き換えることができます。
注:
  1. 複数の入力フィールドとしてレンダリングされるホスト・フィールドは、自動的にはクリアされません。例えば、1 つの行から別の行にまたがる長いホスト・フィールドは複数の入力フィールドとしてレンダリングされ、更新前に自動的にはクリアされません。
  2. この設定は、プロジェクト・レベルでのみ指定可能です。単一の変換に対して指定することはできません。
compressDefaultJavascript
trueに設定すると 、ZIETrans のデフォルトJavaScript ファイルの圧縮が有効になります。JavaScript 圧縮は WebSphere Application Server で実行される ZIETrans ランタイムのブラウザーおよびユーザーのブラウザーのリソース処理方法に影響を与えずに不要なコードを除去する処理です。デフォルトは false です。
compressAllJavascript
trueに設定すると 、すべての ZIETrans JavaScript ファイルの圧縮が有効になります。JavaScript 圧縮は WebSphere Application Server で実行される ZIETrans ランタイムのブラウザーおよびユーザーのブラウザーのリソース処理方法に影響を与えずに不要なコードを除去する処理です。デフォルトは false です。
enableAutoAdvance
カーソルが入力フィールドの終わりにきたとき (つまり、入力フィールドが完全に入力されたとき) に、カーソルが次の入力フィールドに移動するかどうかを指定します。true の場合、カーソルが入力フィールドの終わりにきたときに、カーソルが次の入力フィールドに移動します。false の場合、ユーザーが明示的に移動させない限り、カーソルは次の入力フィールドに移動しません。デフォルトは false です。
enableAutoTabOn
カーソルが入力フィールドの終わりにきたとき (つまり、入力フィールドが完全に入力されたとき) に、タブ・キーによってカーソルを次の入力フィールドに移動させるかどうかを指定します。true に設定されている場合、カーソルの位置が現行フィールドの終わりにきたときに、ブラウザーでの表示フィールドの順序に基づいて、タブ・キーによって現行フィールド内のカーソルを次のフィールドに移動させます。false に設定されている場合、ユーザーが明示的に移動しない限り、タブ・キーがカーソルを次の入力フィールドに移動させることはありません。デフォルトは false です。
enableBusyPage
true に設定されている場合、複数の要求を送信すると、使用中の場合のページの動作にリダイレクトされます。false に設定されている場合、複数の要求を送信するとクライアント・サイドでブロックされ、使用中のページは表示されません。デフォルトは false です。
enableCompression
true に設定されている場合、HTTP 圧縮フィルターの使用が有効になり、WebSphere® アプリケーション・サーバー 上で実行される ZIETrans ランタイムとユーザーのブラウザー間の転送バイト数が削減されます。デフォルトは false です。
enableSameOriginPolicy
true に設定した場合、同一生成元ポリシーの保護セキュリティー・メカニズム用の CSRF 検証フィルターが有効になります。このメカニズムにより、単一の生成元からロードされた文書やスクリプトといったデータと他の生成元のリソースとのやりとりが制限されます。WebSphere アプリケーション・サーバー で実行される ZIETrans ランタイムの生成元およびユーザーのブラウザーをターゲットとする、別ソースの生成元からの攻撃を制限します。デフォルトは false です。
enableTokenProtection
true に設定すると、トークンベースの保護セキュリティー・メカニズムで CSRF 検証フィルターが有効になります。悪意のある Web サイトはこのメカニズムを利用し、別の Web サイトでユーザーがすでに認証している ZIETrans の Web アプリケーションにリクエストを送ります。この方法で、攻撃者は WebSphere アプリケーション・サーバー で実行される ZIETrans ランタイム内の被害者の認証済みブラウザーおよびユーザーのブラウザーを介してターゲットとする Web アプリケーションの機能にアクセスできます。デフォルトは false です。
escapeHTMLTags
ホスト画面上のデータに対して HTML タグ解釈を実行する必要があるかどうかを指定します。true の場合、すべてのデータが単純なテキストとして解釈されます。false の場合、有効な HTML タグと見なされるデータが HTML タグとして扱われます。例えば、画面に <S>elect などのデータが含まれており、この設定が true の場合、データは単純なテキスト (<S>elect) として解釈されます。この設定が false の場合、<S> が HTML strikeout タグとして解釈されます。デフォルトは false です。
注: true の場合、テキスト置換関数を使用して提供される、有効な HTML タグに一致するデータが、単純なデータとして扱われます。
enableOverwriteMode
true の場合、入力フィールドに入力されたテキストにより、カーソル位置にあるテキストが上書きされます (1 文字が 1 文字に置き換わる)。false の場合、入力フィールドに入力されたテキストがカーソル位置に挿入され、既存のテキストが前に押し出されます。ユーザーは、Insert キーを使用して、この初期設定を切り替えることができます。デフォルトは true です。
nextFieldForDropDown
true の場合、ドロップダウン・リストから選択が行われたときに、カーソル位置が次の入力フィールドに移動します。デフォルトは true です。
注: この設定は、enableAutoAdvancetrue の場合に限り有効です。
selectAllOnFocus
trueの場合、フィールドがフォーカスを受け取ったときに、フィールド内のすべてのテキストが選択されます。これは、Web アプリケーションの通常の動作です。false の場合、フィールドがフォーカスを受け取ったときに、テキストは選択されません。これは、端末エミュレーターの通常の動作です。
注: Web アプリケーションの場合:
  • デフォルトは true です。
  • この設定は、enableOverwriteMode 設定の動作には影響しません。
  • この設定は、アプリケーションのブラウザーとして Internet Explorer が使用される場合に限り有効です。
suppressUnchangedData
true の場合、内容がフォームのレンダリング時と変わらないすべてのフィールドを使用不可にします。false の場合、ブラウザーから受信したフィールドの内容と現在の表示スペースの内容が同一であっても、そのフィールドの内容をホストに送信します。デフォルトは false です。