用語集
- action
- 画面イベントに指定された画面認識基準と一致するホスト画面などの、イベントの結果として管理対象オブジェクトに対してアプリケーションが実行する既定のタスク。アクションのリストは、各イベントの定義の一部である。
- ADB
- 「アプリケーション・データ・バッファー」を参照。
- 管理コンソール
- ZIETrans 管理コンソールは、Web ベースのユーティリティー。管理コンソールで提供されるビューおよび機能を使用すると、ZIETrans Web アプリケーションのためのライセンスと接続の管理、ログ設定とトレース設定、メッセージとトレースの表示、および問題判別を実行できる。
- アプリケーション (application)
- 「ZIETrans アプリケーション」を参照。
- アプリケーション・イベント (application event)
- アプリケーションのライフ・サイクル内での状態変更により起動される ZIETrans イベント。アプリケーション・イベントの例には、ユーザーによる ZIETrans アプリケーションへの最初のアクセス (開始イベント)、またはアプリケーションによる認識できない画面の検出 (不一致画面イベント) などがある。
- アプリケーション・キーパッド (application keypad)
- ZIETrans アプリケーション・レベルの機能を表す一連のボタンまたはリンク。(「ホスト・キーパッド」と対比。)
- 成果物 (artifact)
- 「リソース」を参照。
- バックグラウンド接続
- デフォルト接続以外の、ZIETrans アプリケーションで定義されている接続。ZIETrans はバックグラウンド接続からの画面は変換しません。(「デフォルト接続 」と対比。)
- 双方向 (bidi) (bidirectional (bidi))
- 一般に右から左に読み、数字だけは左から右に読むアラビア語やヘブライ語などのスクリプトに関係した表現。
- BMS マップ
- CICS の基本マッピング・サポートで使用する画面定義ファイル。BMS マップでは、CICS アプリケーションでグループとして表示するフィールドのセットを定義する。
- ビジネス・ロジック
- 高度な機能を実行する Java コード。例えば、Java API 経由でアクセス可能な別のアプリケーション、データベース、またはその他のシステムと対話する機能を実行する。ビジネス・ロジックは、アプリケーションまたは画面イベント内のアクションとして呼び出される。
- チェックイン画面 (checkin screen)
- ホスト画面を識別する画面。これは接続プールに戻せると見なされる接続に対してアクティブである必要がある。アプリケーションがチェックイン画面で指定された画面上にない場合、接続は廃棄されるか、またはチェックイン画面で指定されたホスト画面への接続を戻そうとしてリサイクルされる。チェックイン画面は、接続に対して接続プールが指定されている場合にのみ意味がある。
- コンポーネント (component)
- ホスト画面のビジュアル要素。コマンド行、ファンクション・キー、または選択リストなど。ZIETrans アプリケーションは、ホスト・コンポーネントをウィジェットに変換する。
- 接続 (connection)
- ZIETrans により使用される一連のパラメーター。.hco ファイルに保管され、ホスト・アプリケーションに接続する。(「デフォルト接続」および「バックグラウンド接続 」も参照。)
- 接続プール (connection pool)
- 初期状態で維持されるホスト接続のグループ。作成および初期化せずに使用できる。
- 信任状マッパー (credential mapper)
- Web Express ログオンのコンポーネント。ネットワーク・セキュリティー層により事前に認証されている、ホスト信任状に対する要求を処理する。(「ネットワーク・セキュリティー層 (network security layer)」を参照。)
- DDS マップ (DDS map)
- データ記述仕様 (Data Description Specification) マップの略。これらのマップでは、IBM i 端末アプリケーションの表示スペースのレイアウトおよび動作を定義する。
- サーバーでデバッグ
- Web プロジェクトの場合、「サーバーで実行」と同じである。加えて以下の操作を実行できる。
- 端末の表示を使用して、プロジェクトのテスト中にホスト画面ナビゲーションを表示する。
- Eclipse コンソールでデバッグ・メッセージを確認する。
- テスト・サーバー上でアプリケーションを再始動せずに、プロジェクトへの変更 (テンプレートまたは変換の変更など) を表示する。
- ランタイム環境に展開された設定 (runtime.properties ファイル内で定義) を変更せずに、ランタイム設定 (runtime-debug.properties ファイル内で定義) を変更およびテストする。
- ZIETrans ビジネス・ロジックなどの Java コードをステップスルーする。
- デフォルト接続 (default connection)
- ZIETrans がホスト・アプリケーション画面を変換してユーザーに提示する接続。「変換接続」とも言う。(「バックグラウンド接続」と対比。)
- デフォルト・レンダリング (default rendering)
- 特定の変換が指定されていないホスト画面のパーツのレンダリングに ZIETrans が使用するメソッド。
- デプロイ (deploy)
- ZIETrans アプリケーションをランタイム環境内で使用できるようにすること。ZIETrans Web アプリケーションの場合、これには、 ZIETrans プロジェクトの Java EE アプリケーション (つまり .ear ファイル) としてのエクスポート、および WebSphere Application Server へのそのインストールが含まれる。
- 記述子 (descriptor)
- 「画面認識基準」を参照。
- 開発者
- ZIETrans Toolkit を使用してアプリケーションを開発する人。アプリケーション開発者または Web 開発者とも呼ばれる。(「ユーザー」と対比。)
- デバイス・ランタイム環境 (DRE) (Device Runtime Environment (DRE))
- 他のランタイム環境を含むパッケージ。
- 端末の表示 (display terminal)
- 実行時の ZIETrans アプリケーションとホスト・アプリケーションとの対話を監視するために、テストおよびデバッグ中に使用できるホスト画面を表示する端末ウィンドウ。端末ウィンドウ内のホスト画面を使用して、ホスト・アプリケーションと対話することもできる。
- Eclipse
- ISV および他のツール開発者に、プラグ・コンパチブル・アプリケーション開発ツール用の標準プラットフォームを提供する、オープン・ソース・イニシアチブ。Eclipse は、http://www.eclipse.org からダウンロードできる。
- エディター (editor)
- 既存のデータを変更できるアプリケーション。ZIETrans Toolkit では、エディターはウィザードで作成されたリソースのカスタマイズに使用される。
- 拡張非プログラマブル端末ユーザー・インターフェース (ENPTUI: Enhanced Non-Programmable Terminal User Interface)
- 非プログラマブル端末 (NPT) およびプログラマブル・ワークステーション (PWS) 上で拡張インターフェースを使用可能にし、5250 フルスクリーン・メニュー方式インターフェース上で、5250 表示データ・ストリーム拡張機能を使用する。
- エンタープライズ・アーカイブ (EAR: enterprise archive)
- 特殊な Java アーカイブ (JAR)ファイル。Java EE 標準により定義され、Java EE アプリケーションを Java EE アプリケーション・サーバーに展開するために使用される。EAR ファイルには、エンタープライズ Bean、配置記述子、および個々の Web アプリケーション用の Web アーカイブ (WAR) ファイルが含まれる。(Sun)
- Enterprise JavaBeans (EJB)
- オブジェクト指向の 分散エンタープライズ・レベル・アプリケーションの開発およびデプロイメントのために Oracle によって定義された コンポーネント・アーキテクチャー。(Oracle)
- イベント (event)
- 特定の状態への到達に基づいて一連のアクションを実行する ZIETrans リソース。ZIETrans イベントには、アプリケーション・イベントと画面イベントの 2 種類があります。
- エクスポート (export)
- アプリケーションの展開に備えて、ZIETrans プロジェクトのリソースを収集すること。リソースは、必要な実行可能コードとともに、(Web アプリケーションの場合は) アプリケーション EAR ファイルに収集される。
- Extensible Markup Language (XML)
- SGML から派生し、そのサブセットであるマークアップ言語を定義するための標準メタ言語。
- GB18030
- GB18030 は、新規の中国語文字エンコード規格である。GB18030 には 160 万の有効なバイト・シーケンスがあり、1、2、または 4 バイトの文字シーケンスをエンコードする。
- グローバル規則
- 特定の入力フィールドのレンダリングを特定の基準に基づいて変更する方法を定義する規則。グローバル規則は、カスタマイズ画面およびデフォルトを使ってレンダリングされる画面に使用される。グローバル規則は、プロジェクト・レベルまたは画面イベント・レベルで定義できる。
- グローバル変数
- アクション用の情報を含めるために使用する変数。グローバル変数の値は、ホスト画面などから抽出して、テンプレート、変換、マクロ、統合オブジェクト、またはビジネス・ロジックで使用することができる。グローバル変数は、単一値にも配列にもでき、同じブラウザー・セッションを共用する他の ZIETrans アプリケーションと共用できる。
- ZIETrans
- 「Z and I Emulator for Transformation」を参照してください。
- ZIETrans アプリケーション
- ホスト・アプリケーションのバージョンを、WebSphere Application Server にデプロイされた Web で使用可能なアプリケーションとして、ユーザーに提供するアプリケーション。ZIETrans アプリケーションは、ZIETrans プロジェクトから ZIETrans Toolkit で作成され、該当する環境にデプロイされる。展開されたアプリケーションは、他のホストまたは e-ビジネス・アプリケーションと対話して、組み合わせた情報をユーザーに提示できる。
- ZIETransEJB プロジェクト
- 他のアプリケーションがホスト・データを入手するために使用できる、ZIETrans EJB および統合オブジェクトを含むプロジェクト。ZIETrans EJB プロジェクトは、ホスト・アプリケーションからの変換済み画面は示さない。
- ZIETrans エントリー・サーブレット ( entry servlet)
- ZIETrans Web アプリケーションをブラウザーで開始するときに処理されるサーブレット。
- ZIETrans プロジェクト (project)
- ZIETrans リソースの集合 (成果物とも呼ばれる)。ZIETrans Toolkit ウィザードを使用して作成され、ZIETrans Toolkit エディターを使用してカスタマイズされ、ZIETrans アプリケーションにエクスポートできる。
- ZIETrans ツールキット
- Eclipse SDP で稼働する ZIETrans のコンポーネント。これにより、ZIETrans プロジェクトで作業を行って ZIETrans アプリケーションを作成できる。
- Z and I Emulator for Transformation (ZIETrans)
- HCL ソフトウェアのツール・セットであり、ホスト・ベース・アプリケーションおよびデータ・ソースへの Web ベースのアクセスを可能にする。
- ホスト・コンポーネント
- 「コンポーネント (component)」を参照。
- ホスト・キーパッド
- ファンクション・キーまたは Enter キーなどの、一般にホスト・キーボードから使用できる機能を表す一連のボタンまたはリンク。(「アプリケーション・キーパッド (application keypad)」と対比。)
- ホスト・シミュレーション
- ホスト・シミュレーションを利用すると、ホスト・シミュレーション・トレース・ファイルを記録および保管できる。これらのファイルは、ライブ・ホスト接続の代わりに後から使用できる。記録されたトレース・ファイルを再生することにより、以下の操作を実行できる。ホスト端末機能を使用した画面キャプチャー、画面イベント、および画面変換の作成。ホスト端末機能を使用したマクロの作成およびテスト。Eclipse ローカル・テスト環境を使用した ZIETrans アプリケーションのテスト。他のトレースおよびログと併せて行われる、ランタイム環境内で失敗したシナリオのトラブルシューティングの支援。
- ホスト・シミュレーション・トレース (host simulation trace)
- ホスト・シミュレーション・トレース・ファイルは、ホスト画面とトランザクションを記録および保管する。これらのホスト画面とトランザクションは、ライブ・ホスト接続を使用する代わりに後から再生できる。トレース・ファイルは、ホスト端末機能を使用するかまたはランタイム環境内での実行中に記録できる。
- ホスト端末
- ZIETrans Toolkit ツール。特定の ZIETrans 接続と結合されたセッションであり、ZIETrans 開発者は、画面の取り込み、画面カスタマイズの作成、およびマクロの記録に使用できる。
- HTML
- ハイパーテキスト・マークアップ言語 (Hypertext Markup Language)。
- HTML ウィジェット
- 「ウィジェット (widget)」を参照。
- 統合オブジェクト
- 単一または一連のホスト画面との対話をカプセル化する Java Bean。統合オブジェクトはマクロで構成され、従来の (WSDL ベースの) Web サービス、RESTful Web サービス、または ZIETrans EJB プロジェクトに組み込むことができる。
- 相互運用性 (interoperability)
- コンピューターまたはプログラムが他のコンピューターまたはプログラムと連携する能力。
- Java Platform, Enterprise Edition (Java EE)
- エンタープライズ・アプリケーションの開発およびデプロイのために Oracle によって定義された環境。Java EE プラットフォームは、 複数層の Web ベース・アプリケーションを開発するための機能を提供するサービス、 アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)、およびプロトコルのセットで構成される。(Oracle)
- JavaServer Faces (JSF)
- Java で Web ベースのユーザー・インターフェースを構築するためのフレームワーク。Web 開発者は、ページ上に再利用可能な UI コンポーネントを配置し、コンポーネントをアプリケーション・データ・ソースに接続し、クライアント・イベントをサーバー・イベント・ハンドラーに接続することで、アプリケーションを構築できる。(Oracle)
- JavaServer Pages (JSP)
- サーバー・サイドのスクリプト記述テクノロジー。Web ページ (HTML ファイル) が提供されるときに、Java コードを動的にそのページに組み込んで実行し、クライアントに動的コンテンツを返すことができる。(Oracle)
- JavaServer Pages Standard Tag Library (JSTL)
- 共通構造化タスクのサポートを提供する標準タグ・ライブラリー。共通構造化タスクには、反復と条件、XML 文書の処理、国際化対応、構造化照会言語 (SQL) を使用したデータベース・アクセスなどがある。(Oracle)
- JSF
- 「JavaServer Faces」を参照。
- JSP
- 「JavaServer Pages」を参照。
- JSTL
- 「JavaServer Pages Standard Tag Library」を参照。
- キーボード・サポート (keyboard support)
- Web ブラウザーでアプリケーションが稼働しているときに、ユーザーが物理的なキーボードを使用してホストと対話できるようにするための開発者向け機能。開発者は、プロジェクトにホスト・キーパッドまたはアプリケーション・キーパッド (あるいはその両方) を含めるかどうかも決定する。キーパッドが含まれる場合、開発者は、クライアント・インターフェースに含めるキーおよびそれらのキーとキーパッドの表示方法も決定する。
- キーパッド・サポート (keypad support)
- ユーザーがキーボード上の物理キーを押した場合と同様にホストと対話したり、アプリケーションに関連するタスク (印刷ジョブの表示や画面の最新表示など) を実行したりできるようにするために、開発者が利用する機能。「アプリケーション・キーパッド (application keypad)」および「ホスト・キーパッド (host keypad)」も参照。
- マクロ (macro)
- マクロは、.hma ファイルに保管され、ホストとの対話を自動化します。これはコマンドをホストに送信し、入力フィールドにデータを入力し、ホストからデータを抽出し、ユーザーに代わって画面をナビゲートするために使用できる。
- モデル 1 Web ページ
- ユーザーに提示する情報、情報の表示方法を指定する書式設定タグ、およびページの表示順序を制御する論理を含む単一の JSP。(「Struts Web ページ (Struts Web pages)」と対比。)
- ネットワーク・セキュリティー層 (network security layer)
- ユーザーを認証し、IBMTivoli などのネットワーク・リソースへのアクセスを許可するためのソフトウェア。
- オペレーター情報域 (OIA) (Operator Information Area (OIA))
- OIA は、ホスト・セッション画面下部の領域であり、セッション標識とメッセージが表示される。セッション標識は、ワークステーション、ホスト・システム、および接続に関する情報を示す。
- パースペクティブ (perspective)
- Eclipse ワークベンチで、そのワークベンチ内のリソースのさまざまな側面を表示するビューのグループ。ZIETrans パースペクティブはビューおよびエディターの集合であり、これにより開発者は ZIETrans アプリケーションに属するリソースを作成、編集、表示、および実行できる。
- プーリング
- 「接続プール (connection pool)」を参照。
- 印刷サポート
- ホスト・セッションと関連付けるプリンター・セッションを指定し、ユーザーがホスト・アプリケーション印刷ジョブを表示、プリンターに送信、またはディスクに保管できるようにするために、開発者が利用する機能。印刷サポートは、デフォルト接続でのみ使用可能である。
- サーバーでプロファイル作成
- Web プロジェクトの場合、「サーバーで実行」と同じである。加えて最も多くの時間を必要とする操作を見つけ、繰り返されるアクションを識別し、冗長さを除去できる。この機能をパフォーマンス分析に使用して、アプリケーションの理解を向上させるために役立てることができる。
- プロジェクト (project)
- ZIETrans リソースの集合 (成果物とも呼ばれる)。ZIETrans Toolkit のウィザードを使用して作成され、ZIETrans Toolkit エディターを使用してカスタマイズされる。これらのリソースは、ZIETrans アプリケーションとしてエクスポートされる。ZIETrans プロジェクトのタイプとして、Web および EJB の各プロジェクトと、ZIETrans Web (EJB を含む) アプリケーションの管理を目的とする ZIETrans 管理コンソール・プロジェクトがあります。「ZIETrans プロジェクト (ZIETrans project)」または「ZIETrans EJB プロジェクト (ZIETrans EJB project)」を参照。
- レンダリング・セット (rendering set)
- レンダリング・セットは、レンダリング項目の優先順位付きのリストを作成することにより構成されます。各レンダリング項目は、1 つの特定の領域を定義する。その領域の内部で、指定されたホスト・コンポーネントが認識され、指定されたウィジェットを使用してレンダリングされる。
- リソース (resource)
- ZIETrans プロジェクトに含まれる任意のデータ構造体。ZIETrans リソースには、テンプレート、画面イベント、変換、画面キャプチャー、接続、およびマクロが含まれる。他の Eclipse プラグインでは、これらを「成果物」と呼ぶこともある。
- RESTful Web サービス (RESTful Web service)
- 「Web サービス、RESTful」を参照。
- サーバーで実行
- Web プロジェクトの場合、必要に応じて、WebSphere Application Server で ZIETrans Web プロジェクトをテストできるようにする Eclipse の機能。このモードでは、runtime.properties ファイルに定義されたランタイム設定を変更およびテストし、それをランタイム環境にデプロイできます。このモードでテスト中に変更したランタイム設定は保持されます。 この設定は、ZIETrans アプリケーションをランタイム環境にデプロイするときに有効になります。
- ランタイム設定 (runtime settings)
- ランタイム環境に展開されたログ、トレース、および問題判別の設定 (runtime.properties ファイル内で定義)。
- 画面キャプチャー (screen capture)
- ホスト画面の XML 表現。.hsc ファイルに保管され、画面カスタマイズ、画面組み合わせ、変換、グローバル規則、またはマクロの作成またはカスタマイズに使用されます。画面キャプチャーは、ホストに接続していない場合でも ZIETrans プロジェクトの開発に使用できるため、有用です。ZIETrans 統合オブジェクトと Web サービス・サポートのコアとなるマクロの作成にも有用です。
ビデオ端末 (VT) ホスト画面の画面キャプチャーは、Visual Macro Editor を使用して、およびプール構成時のチェックイン画面として、マクロを作成またはカスタマイズするために使用できます。これらの画面キャプチャーは、画面カスタマイズ、画面組み合わせ、変換、デフォルト・レンダリング、またはグローバル規則の作成には使用できません。
- 画面組み合わせ (screen combination)
- ZIETrans 画面イベントのタイプの 1 つであり、連続する類似のホスト画面から出力データを収集し、それらを組み合わせ、1 つの出力ページで表示するように設計されている。.evnt ファイルに保管される画面組み合わせの定義内容には、組み合わされる開始および終了画面両方の一連の画面認識基準、画面間のナビゲート方法、各画面から収集されるデータの認識およびレンダリングに使用するコンポーネントとウィジェットが含まれる。
- 画面カスタマイズ (screen customization)
- ホスト画面の認識時に一連のアクションを実行するように設計された、画面イベントのタイプの 1 つ。.evnt ファイルに保管される画面カスタマイズの定義内容には、ホスト画面を突き合わせるための一連の基準、およびホスト画面がそれらの基準と一致するときに実行されるアクションが含まれる。
- 画面イベント
- 特定の画面認識基準と突き合わせることでホスト画面が認識されるときに起動される ZIETrans イベント。画面カスタマイズと画面組み合わせの、2 つのタイプの画面イベントがある。
- 画面認識基準 (screen recognition criteria)
- ZIETrans が 1 つ以上の画面と突き合わせるときに使用する一連の基準。ホストが画面を表示するときに、ZIETrans は検索を実行し、現在のホスト画面が、プロジェクト内の画面イベントに対して定義された画面認識基準と一致するかを判別する。ZIETrans が一致するものを検出した場合、その画面イベントの既定のアクションが実行される。
画面認識基準はマクロの記録プロセスにも使用され、そのコンテキストでは「記述子」と呼ばれることがある。
- Secure Sockets Layer (SSL)
- 通信プライバシーを提供するセキュリティー・プロトコル。SSL により、クライアント/サーバー・アプリケーションは、盗聴、改ざん、およびメッセージ偽造ができないように設計された方法で通信できる。SSL は、Netscape Communications Corp. および RSA Data Security, Inc. により開発された。
- ソース
- ZIETrans プロジェクトまたはそのリソースの 1 つを定義するマークアップ言語を含むファイル。さらに、各 ZIETrans プロジェクトに含まれるフォルダーの名前。
- SSL
- 「Secure Sockets Layer」を参照。
- Standard Widget Toolkit (SWT)
- Java 開発者向けの Eclipse ツールキット。基盤となるオペレーティング・システムのネイティブ・ウィジェットを使用する、移植可能な共通のユーザー・インターフェース API を定義する。
- Struts Web ページ (Struts Web pages)
- JavaWeb アプリケーションを作成するための Apache Software Foundation の Struts オープン・ソース・フレームワークを使用して構築された Web ページ。この Web ページ構築方法では、クラス・ファイル (値を設定し、getter と setter を格納する)、入出力 JSP、および Web ダイアグラム (Web ページの流れと論理を表示する) を作成する。(「モデル 1 Web ページ 」と対比。)
- SWT
- 「Standard Widget Toolkit」を参照。
- テンプレート (template)
- .jsp ファイル (Web プロジェクトの場合) に保管されるテンプレート。アプリケーションの基本レイアウト、および色やフォントなどのスタイルを制御する。さらに、バナーやナビゲーション域などの、GUI に共通の領域の外観も定義する。
- テキスト置換
- ZIETrans 画面変換時にホスト・システム上のテキストをイメージ、HTML コード、または他のテキストに変換するために使用される ZIETrans の機能。
- テーマ (theme)
- テーマは、プロジェクトに関する一連の共通の外観と振る舞いの特性をグループ化したものです。この属性は、後で個々に変更できます。
- 転送 (transfer)
- アプリケーション EAR ファイルをサーバーにコピーすること。一般には FTP を使用する。
- transformation
- .jsp ファイル (Web プロジェクトの場合) に保管される変換。ホスト・コンポーネントを、GUI のウィジェットを使用して抽出および表示する方法を定義する。
- 変換接続 (transformation connection)
- 「デフォルト接続」を参照。
- 変換フラグメント (transformation fragment)
- 任意の変換において特定のパターンの出現箇所をすべて置換するためのコンテンツを格納する ZIETrans リソース。
- Unicode
- 現代世界のいずれかの言語で書き記されたテキストの交換、処理、および表示をサポートする、汎用文字エンコード標準。多くの古典言語や、いくつかの言語の過去のテキストもサポートする。Unicode 標準には、ISO 10646 で定義された 16 ビットの国際文字セットがある。
- ユーザー (user)
- コンピューター・システムのサービスを使用する、人物、組織、プロセス、デバイス、プログラム、プロトコル、またはシステムのこと。
- ユーザー・リスト (user list)
- ZIETrans アプリケーションがホストまたはデータベースにアクセスするために使用できる、アカウント (ユーザー ID) に関する情報を記載したリスト。ユーザー・リストには、アカウントのユーザー ID、パスワード、および説明が記載されている。
- UTF-8
- Unicode 変換形式の 8 ビットのエンコード形式。既存の ASCII ベース・システムで使いやすくするために設計された。
- Web アーカイブ (WAR) (Web archive (WAR))
- Java EE 標準で定義された圧縮ファイル・フォーマット。インストールする必要があるすべてのリソースを保管し、Web アプリケーションを単一のファイルで実行する。
- Web Expressログオン (WEL)
- ZIETrans の機能の 1 つであり、これによりユーザーは、ネットワーク・セキュリティー層で認証された一連の信任状を使用して複数のホストにログオンできる。(「ネットワーク・セキュリティー層 (network security layer)」を参照。)
- Web サービス (Web service)
- 標準ネットワーク・プロトコルを使用して、ネットワークを介して公開および呼び出すことができる、必要なものを完備した自己記述型のモジュラー・アプリケーション。
- Web サービス、RESTful (Web service, RESTful)
- ステートレス・アーキテクチャーを使用し、関数呼び出しではなくリソースとして表示される Web サービス。Web サービス・リソースを識別するのに適切な書式の URI が使用され、アクティビティーを作成、取得、更新、および削除 (CRUD) するのに HTTP メソッド・プロトコルが使用され、メッセージ・フォーマットを定義するのに HTTP ヘッダー情報が使用される。
- Web サービス、従来、WSDL ベース (Web service, traditional, WSDL-based)
- 通常、データにタグを付けるのに XML が使用され、データの転送に SOAP が使用され、使用可能なサービスの記述に WSDL が使用され、どのサービスが使用可能かリストするのに UDDI が使用される Web サービス。
- WebSphere
- Web アプリケーション向けミドルウェアおよび e-ビジネス・アプリケーションの開発ツールを網羅した IBM ブランドの名称。WebSphere プロダクト・ファミリーの実行時サーバーである WebSphere Application Server の短縮名として使用されることもある。
- WebSphere アプリケーション・サーバー
- Web サーバー上で実行し、e-ビジネス・アプリケーションの展開、統合、実行、および管理に使用できる、Web アプリケーション・サーバー・ソフトウェア。ZIETrans アプリケーションは、エクスポートされてサーバーに転送されると、WebSphere Application Server のアプリケーションとして実行される。
- WEL
- 「Web Expressログオン」を参照。
- ウィジェット (widget)
- 再使用可能なユーザー・インターフェース・コンポーネント。例えば、ボタン、スクロール・バー、制御域、またはテキスト編集域などで、キーボードまたはマウスから入力を受け取り、アプリケーションまたは他のウィジェットと通信できる。ZIETrans アプリケーションは、ホスト・コンポーネントをウィジェットに変換する。
- ウィザード (wizard)
- アクティブな形式のヘルプであり、ユーザーに特定のタスクの各ステップを段階ごとに手引きする。
- ワークベンチ (workbench)
- Eclipse のユーザー・インターフェースおよび統合開発環境 (IDE)。
- XML
- 「Extensible Markup Language」を参照してください。
Java に関する各種の定義は、Oracle からの許可を得て転載しました。