ランタイム・サービス

ZIETrans ランタイム、ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーション、および実行中のアプリケーション・インスタンスとのインターフェースとして、ZIETrans ランタイム・サービスと総称される一連のサービスが用意されています。ZIETrans ランタイムと対話する方法として、提供されているこれらの API を使用することをお勧めします。これにより、基礎的な詳細を考慮する必要がなくなります。

表 1 は、提供されているサービス・タイプに関する説明です。ランタイム・サービスおよびクライアント・サービスのインスタンスは Eclipse 環境ごとに 1 つしか存在しませんが、アプリケーション・サービスのインスタンスは複数存在でき (単一の Eclipse 環境に複数の ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションをインストールできるため)、セッション・サービスのインスタンスも複数存在できます (ユーザーが複数のセッション、つまりアプリケーションのインスタンスを開始できるため)。
表 1. 提供済み サービス
サービス 説明 スコープ
実行時 ランタイム初期化などのランタイム関連サービスを提供します。これにより、新規クライアント・セッションが作成され、接続マネージャーおよびアプリケーション・マネージャー・クラスへのアクセスが提供されます。 Eclipse 環境ごとに 1 つ
アプリケーション ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションに関する情報を取得するためのインターフェースを提供します。 ZIETrans リッチ・クライアント・プラグイン・アプリケーションごとに 1 つ。
クライアント クライアントまたはユーザーに関する情報を検索するためのインターフェースを提供します。 Eclipse 環境ごとに 1 つ
Session 特定のアプリケーション・インスタンス/ホスト接続に代わって、ZIETrans ランタイムと対話するためのインターフェースを提供します。 実行アプリケーション・インスタンスごとに 1 つ
注: サービス・クラスは拡張できません。
注: 以下のセクションのコード例では、 下記のインポートが必要です。
import java.util.Collection; import java.util.Iterator;  
import com.ibm.hats.rcp.runtime.RcpRuntimePlugin;
import com.ibm.hats.runtime.services.IApplicationService; 
import com.ibm.hats.runtime.services.IClientService;
import com.ibm.hats.runtime.services.IRuntimeService; 
import com.ibm.hats.runtime.services.IServiceManager;
import com.ibm.hats.runtime.services.ISessionService; 
import com.ibm.hats.runtime.services.ServiceType;