アクションの表示で使用するカスタム・コンポジットの作成

「コンポジットを表示」アクションで参照される SWT コンポジットは、com.ibm.hats.rcp.transform.IRenderable インターフェースをインプリメントする必要があります。SWT コンポジットが com.ibm.hats.rcp.transform.IRenderable をインプリメントしている場合、このコンポジットは特に、コンポジットが表示されるセッションの IsessionService を含む RcpContextAttributes にアクセスできます。ZIETrans アプリケーションの実行を再開するために、ISessionService の sendContinue() メソッドを呼び出すことができます。

Window Builder を使用してコンポジットを作成するには、以下を実行します (「変換の編集」を参照)。

「ファイル」>「新規」>「その他」>「Java™」>「ビジュアル・クラス」を選択して、「新規 Java ビジュアル・クラス」ウィザードを開始します。
プラグイン・プロジェクトの src フォルダーを選択し、新規コンポジット・クラスの名前 (例えば、MyComposite) を入力します。
「スタイル」ツリーで、「SWT」>「コンポジット」を選択します。
「追加」をクリックして、com.ibm.hats.rcp.transform.IRenderable インターフェースを選択します。
「終了」をクリックしてクラスを作成します。

Window Builder を使用して続行ボタンをコンポジットに追加するには、以下を実行します (「変換の編集」を参照)。

「パレット」ビューから、「コントロール」ドロワーを開き、「ボタン」を選択します。
ボタンをコンポジットにドラッグ・アンド・ドロップします。プロンプトが出たら、変数のデフォルト名を受諾します。
選択したボタンを右クリックし、「テキストの設定」を選択します。ボタンの表題を入力します。例えば、「OK」または「Submit」と入力します。「OK」をクリックします。
ボタンを再び右クリックし、「イベント」>「イベントの追加」を選択します。「選択」>「widgetSelected」を選択し、「終了」をクリックします。

widgetSelected(SelectionEvent) メソッドの一時コンテンツを以下に置き換えます。

	RcpContextAttributes contextAttributes = 
                          (RcpContextAttributes)getContextAttributes();
	ISessionService sessionService = contextAttributes.getSessionService();
	                                 sessionService.sendContinue();

注: クラスのインポート・セクションを更新する必要がある場合があります。これを行うには、Ctrl+Shift+O キーを押すか、またはクラスのソースを右クリックし、「ソース」>「インポートの編成」を選択します。