<rule> タグ
<rule> タグは、グローバル規則を定義します。
プロジェクト・レベル規則用の <rule> タグの属性は、画面カスタマイズ・レベルのグローバル規則用の属性と同じです。しかし、同じ入力フィールドを使用してプロジェクト・レベルと画面カスタマイズ・レベルのグローバル規則を作成すると、画面カスタマイズ・レベル規則の優先順位の方が高くなります。<rule> タグの属性には以下のものがあります。
- associatedScreen
- グローバル規則を定義する際の基準となる、プロジェクトの中の画面キャプチャーの名前。
- description
- グローバル規則の作成時に入力された説明。
- 使用可能
- グローバル規則が使用可能かどうかを表します。プロジェクト設定の「レンダリング」ページのチェック・ボックスの状態を反映します。
- endCol
- このグローバル規則を適用するべきホスト画面の最後の列です。-1 は、ホスト画面の右端の列を意味します。
- endRow
- このグローバル規則を適用するべきホスト画面の最後の行です。-1 は、ホスト画面の最後の行を意味します。
- name
- 「プロジェクト設定」の「レンダリング」ページのグローバル規則のリストに表示される名前。
- startCol
- このグローバル規則を適用するべきホスト画面の最初のカラムです。
- startRow
- このグローバル規則を適用するべきホスト画面の最初の行です。
- transformationFragment
- グローバル規則に関連付けられた変換フラグメント・ファイルの名前。このファイルには、ホスト・コンポーネントの変換方法を指定する情報が含まれています。該当するフィールドがホスト画面に存在する場合、この情報は変換に組み込まれます。
- type
- このグローバル規則のパターン・タイプ・コンポーネントで、「グローバル規則の作成」ウィザードの最初のページで取得します。タイプは次のいずれかです。
- com.ibm.hats.transform.components. InputFieldByTextPatternComponent
- このパターン・コンポーネントは、フィールド近くのテキストを基にしてホスト画面上の入力フィールドを認識します。
- com.ibm.hats.transform.components. AllInputFieldsPatternComponent
- このパターン・コンポーネントは、ホスト画面上のすべての入力フィールドを認識します。
- com.ibm.hats.transform.components. InputFieldBySizePatternComponent
- このパターン・コンポーネントは、入力フィールドのサイズを基にしてホスト画面上の入力フィールドを認識します。
- com.ibm.hats.transform.components. InputFieldByPositionPatternComponent
- このパターン・コンポーネントは、ホスト画面上のフィールドの位置により、ホスト画面上の入力フィールドを認識します。
それぞれ固有のグローバル規則には、次のタグも含まれています。
- componentSettings
- <componentSettings> タグは、<rule> タグの type 属性で指定したパターン・タイプ・コンポーネント用に定義された設定を囲むタグです。このタグには属性はありません。
- 設定
- <setting> タグは、<rule> タグの type 属性で指定したパターン・タイプ・コンポーネント用に定義された設定を囲むタグです。 <setting> タグの属性には以下のものがあります。
- name
- パターン・タイプ・コンポーネントのカスタマイズ可能な設定の名前を指定します。使用可能な設定はコンポーネントによって異なります。
- com.ibm.hats.transform.components.InputFieldByTextPattern Component の場合、name 属性の設定は以下のとおりです。
- caseSensitive
- パターンを認識する前に、text 設定で大文字小文字の区別を一致させる必要があるかどうかを指定します。 有効な値は true および false です。デフォルトは true です。
- immediatelyNextTo
- 変換する入力フィールドを指定します。有効な値は以下のとおりです。
- 真
- 最も近い入力フィールドのみ変換の必要があることを指定します。
- 偽
- すべての入力フィールドを変換する必要があることを指定します。
- ロケーション
- text 設定で指定した保護フィールドのテキストを、適用するグローバル規則の入力フィールドに対してどの位置に置くかを指定します。有効な値は以下のとおりです。
- ABOVE
- 入力フィールドの上に表示するテキストを指定します。
- BELOW
- 入力フィールドの下に表示するテキストを指定します。
- LEFT
- 入力フィールドの左に表示するテキストを指定します。
- RIGHT
- 入力フィールドの右に表示するテキストを指定します。
- text
- ホスト画面の保護されたフィールドにテキストを指定します。 有効な値は、ホスト画面上の保護されたフィールド内の任意のテキストです。
- com.ibm.hats.transform.components.AllInputFieldsPattern Component の場合、コンポーネント設定はありません。
- com.ibm.hats.transform.components.InputFieldBySizePattern コンポーネントの場合、 name 属性の設定は fieldSize です。有効な値は、ホスト画面上の任意の入力フィールドのサイズです。
- com.ibm.hats.transform.components. InputFieldByPositionPatternComponent の場合、name 属性の設定は enableFieldLength です。有効な値は true および false です。 注: enableFieldLength が指定される場合、フィールドが認識されるためには、そのフィールド全体 (fieldSize 属性で指定されたもの) が定義された領域の境界内になければなりません。領域の境界は、startRow、endRow、startCol、および endCol 属性の値によって定義されます。
- com.ibm.hats.transform.components.InputFieldByTextPattern Component の場合、name 属性の設定は以下のとおりです。