原因を絞り込む
問題の原因ではないコンポーネントを除去することによって問題の範囲を絞り込めば、時間を節約できます。
以下のようなツールを使用できます。
- ホスト端末:
- ホスト画面を段階的に調べて、ホスト・アプリケーションのナビゲーションが正常に機能しているかどうかを確認します。
- 「ホスト画面のプレビュー」タブを使用して、各画面が実稼働環境でどのように表示されるかを確認します。
- マクロを実行して、マクロがホストの画面を認識できるかどうか、ホスト・アプリケーションのナビゲーションを正しく実行できるかどうかを確認します。
- 詳しくは、『作業にホスト端末画面を使用する』を参照してください。マクロとホスト端末も参照してください。
- プロジェクト設定エディター:
- プロジェクト・エディターを開いて、プロジェクト全体の設定を確認します。
- 「イベント」タブを使用して、画面イベントの順序が問題の原因ではないことを確認します。追加したばかりの新しい画面イベントが、優先順位リスト内の別の上位イベントの存在が原因で認識されていない可能性があります。チェック・ボックスを使用してイベントの有効/無効を切り替えることによって、各イベントが実行中のアプリケーションに及ぼす影響を確認できます。
- 詳しくは、『ZIETrans プロジェクトの変更』を参照してください。
- 画面イベント・エディター:
- 画面カスタマイズでは、「画面認識基準」タブが表示され、画面組み合わせでは、「開始画面」タブと「終了画面」タブが表示されます。適切なタブを使用して、ホスト画面で発生した可能性がある変更に照らして、画面イベントが引き続き画面認識基準に適合していることを確認します。
- 「アクション」タブを使用して、画面イベントが認識された時点で実行されるアクションを確認します。アクションは、有効にすることも無効にすることもできます。アクションを有効にするには、該当するチェック・ボックスを選択します。アクションを無効にするには、該当するチェック・ボックスをクリアします。
- 「グローバル規則」タブと「テキスト置換」タブを使用して、ホスト画面で発生した可能性がある変更に照らして設定を確認します。
- 詳しくは、『画面イベントの処理』を参照してください。
- ディスプレイ端末:
- Eclipse の内部テスト環境でプロジェクトをテストするときに、ディスプレイ端末を使用して、プロジェクトとホストの対話を監視します。ランタイムの状況を確認すると、マクロや画面認識の問題のデバッグに役立ちます。
これらのツールは、問題の原因を判別するために役立つ手段のほんの一部にすぎません。詳細については、問題に関連したトピックを知識ベースで検索してください。同じ問題を経験した人がいるかどうか、修正が用意されているかどうかを確認できます。詳しくは、情報の検索 を参照してください。