コンボ (RCP のみ)

コンボ・ウィジェットは、編集可能なドロップダウン組み合わせボックスをレンダリングします。
注:
  1. セキュリティー上の理由から、コンボ・ウィジェットを使用してパスワード・フィールドをレンダリングしないでください。コンボ・ウィジェットでレンダリングしたパスワード・フィールドに文字を入力すると、ユーザー入力文字として表示されます。
  2. このウィジェットを使用する際の DBCS に関する考慮事項については、AutoIME 切り替えを参照してください。
このウィジェットは、以下のコンポーネントが提供するデータをレンダリングします。
次の図に、変換においてヒント付き入力フィールド・コンポーネントの例のデータを入力として使用するコンボ・ウィジェットの表示例を示します。
図 1. コンボ・ウィジェットの例
コンボ・ウィジェットの例
  1. 表題 (コンポーネントから)
  2. 1 行あたりの列数 (デフォルトは 1)
  3. 設定 (ヒントから)
以下の設定が、このウィジェットに対して構成できます。
グローバル変数から設定
これを選択した場合、指定したグローバル変数がドロップダウンに設定されます。
リストの値を含むグローバル変数
値の集合を含む索引付きグローバル変数の名前を指定します。グローバル変数内の各索引に対する項目が、ドロップダウンに作成されます。
共有
ZIETrans のローカル・グローバル変数と共用グローバル変数は同じ名前を持つことができます。共用グローバル変数を使用してリスト項目にデータを取り込む場合は、このボックスを選択します。このボックスをクリアした場合は、ローカル・グローバル変数が使用されます。
リストの表題を含むグローバル変数
オプション。表題の集合を含む索引付きグローバル変数の名前を指定します。この値によって指定されるグローバル変数のサイズは、前の設定で指定されたサイズ以上である必要があります。この索引付きグローバル変数の索引は、グローバル変数の値の索引と一致する必要もあります (その結果、ユーザーに表示される実際の値と表題が同期します)。この値が指定されない場合は、ドロップダウン中の各項目の表題が、その値になります。
ストリングから設定
これを選択した場合、指定したストリングがドロップダウンに設定されます。
リスト項目
オプション。ドロップダウン・リストに含まれる項目のストリングを指定します。項目はセミコロン (;) で分離する必要があります。リスト項目の表題とリスト項目の値が異なるようにするには、表題と値を等号 (=) で区切って両方を入力します。例えば、値が Apple=A;Grape=G の場合、次の 2 つの項目があるドロップダウン・リストがレンダリングされます: その項目とは「Apple」「Grape」です。最初の項目を選択すると、関連するホスト画面の入力フィールドに「A」が挿入されます。

ドロップダウンの項目とホスト画面に挿入される値を同一にするには、項目のみを入力します。例えば、Apple=A;G です。この例では、ドロップダウンとホスト画面の入力フィールドに G が表示されます。

ヒントから設定
これを選択した場合、コンポーネントによって認識されたヒントがドロップダウンに設定されます (「ヒント付き入力フィールド」コンポーネントの使用時に限り適用可能)。
表題のソース
生成されるドロップダウンの表題を決定する方法を指定します。オプション:「コンポーネントから」 (コンポーネントから取り出した表題を使用) または「カスタム」 (指定された表題を使用)。
カスタム表題
オプション。ドロップダウンの表題を指定します。
注: ドロップダウンの表題を生成しない場合は、この設定をブランクのままにしてください。
1 行あたりの列数
次の行に折り返されるまでに、水平方向に表示されるドロップダウンの数です。デフォルトは 1 です。
注:
  1. この設定はデフォルト・レンダリングでは適用されません。
  2. ウィジェットのプレビューが全ページのプレビューと一致しない場合があります。これは、ウィジェットのプレビューが単にコンポーネントの出力をレンダリングしていることによります。ウィジェットのプレビューは、全ページのプレビューで行われているように、レンダリングしたときに画面の配置を保存しようとはしません。
最大長をオーバーライド
これを選択した場合、各生成入力フィールドに指定された最大長の値が設定されます。この設定は、入力フィールドに入力可能な文字数を手動で制限する場合に便利です。クリアした場合は、入力文字の最大許容数は、認識する側のコンポーネントによって決定されます。
最大長 (Maximum length)
各入力フィールドに入力可能な最大文字数です。
前景色を有効にする
これを選択した場合、ホスト画面の前景色がレンダリングされます。
色は、リッチ・クライアント・テンプレートによってマップされます。
注: この設定は、「色のオーバーライド」>「前景色」の設定によってオーバーライドされます。
拡張属性を使用可能にする
これを選択した場合、拡張フィールド属性 (明滅、反転表示、下線、および列分離子) が表示されます。

拡張フィールド属性は、リッチ・クライアント・テンプレートによってマップされます。

フォントのオーバーライド
デフォルトのフォント名、フォント・スタイル、およびフォント・サイズをオーバーライドするには、このオプションを選択し、提供される「フォント」 設定コントロールを使用します。
色のオーバーライド
前景色と背景色をオーバーライドするには、このオプションを選択し、提供される「前景色」および「背景色」設定コントロールを使用します。