複数アプリケーションからの出力の結合

この例では、出力データが、上記のように定義された連続出力データでも不連続出力データでも、複数のhost・アプリケーションから出力されることを前提としています。これらのhost・アプリケーションは、同一のhost・システムまたは複数の異なるhost・システムに存在していることがあります。

複数のhost・アプリケーションからデータを収集するには、ZIETrans 統合オブジェクトと、複数のhost・アプリケーションへのバックグラウンド接続の ZIETrans サポートを使用できます。統合オブジェクトとは、host・アプリケーションとの対話をカプセル化する Java™ Bean です。これらは、ZIETrans マクロから生成され、モデル 1 Web ページにより起動されます。

host・アプリケーションごとにバックグラウンド接続、接続マクロ、切断マクロ、およびデータ・マクロを作成します。適切な入力を受け入れ、アプリケーションの画面をナビゲートし、ユーザーに対して表示するデータを抽出するデータ・マクロを作成します。各データ・マクロから統合オブジェクトを生成します。統合オブジェクトの 1 つからモデル 1 Web ページを生成します。これらのページでは、入力が統合オブジェクトに渡され、統合オブジェクトにより抽出された出力が表示されます。次に、他の統合オブジェクトを実行してその出力を同じ Web ページに追加するため、出力 Web ページを編集し、ZIETrans ツールを使用して統合オブジェクト・プロパティーを挿入します。出力 Web ページの編集中に、複数の統合オブジェクト (複数のhost・アプリケーション) からの出力を自由に編成し、ユーザーに対して表示するデータを結合します。ZIETrans 統合オブジェクトの使用の詳細については、統合オブジェクトの使用を参照してください。ZIETrans 接続の定義について詳しくは、「接続の管理」を参照してください。