3270E 接続の印刷設定
3270E 接続の場合は、デフォルトの印刷設定は Adobe Portable Document Format (PDF) 設定です。PDF を使用する場合は、「Adobe PDF ファイルのプロパティー」セクションで、印刷ジョブに使用する用紙サイズ、ページの向き、フォントを選択できます。選択可能なフォントのリストは、使用する接続の コード・ページ設定によって異なります。コード・ページの詳細については、言語サポートを参照してください。
その他のデフォルト以外の印刷設定を指定するには、「初期化」セクションと「名前/値」テーブルを使用できます。
「初期化」ボタンを使用して、ドロップダウン・ボックスから選択する印刷シナリオに基づいて印刷設定の起動設定を「名前/値」テーブルに追加します。起動設定として 3 つの印刷シナリオがあります。これらのシナリオと、シナリオにより生成される印刷設定を次に示します。
- デフォルト印刷 (Adobe PDF 形式)
Name 値 printDestination 偽 printMimeType application/pdf printSaveAsExtension .pdf separateFiles 真 useAdobePDF 真 usePDT 偽 useWindowsPrinter 偽 - 基本テキスト・ファイル (プレーン・テキスト形式)
Name 値 PDTFile /pdfpdt/basic.hodpdt printDestination 偽 printMimeType text/plain printSaveAsExtension .txt separateFiles 真 useAdobePDF 偽 usePDT 真 useWindowsPrinter 偽 - サーバーに接続されたデフォルトの Windows プリンター(Web のみ)に送信
または
Name 値 printDestination 真 useAdobePDF 偽 usePDT 偽 useWindowsDefautlPrinter 真 useWindowsPrinter 真
「初期化」ボタンの使用はオプションです。ボタンをクリックした時点でテーブル内に値が存在している場合は、現行設定が置換されることを通知する警告メッセージが表示されます。クリックして操作を続行するか、または取り消すことができます。
各自の印刷設定を入力するか、または「追加」、「編集」、および「除去」ボタンを使用して、テーブルの既存の設定を変更できます。「追加」ボタンをクリックすると、WebSphere® Host On-Demand 印刷設定のリストのうち、サポートされている設定をすべてリストしたコンボ・ボックスが表示されます。
例えば、3270E PDF 印刷出力に対してさらに制御を加えるには、以下の設定を追加できます。
- charsPerInch
- 1 インチ当たりの文字数。1 インチ当たりに印刷される文字の個数を指定します。Windows プラットフォームでは 3 つの選択肢 (10、12、および 17) が使用可能です。デフォルト値は 10 です。
- linesPerInch
- 1 インチ当たりの行数。1 インチ当たりの行数を指定します。Windows プラットフォームでは 5 つの選択肢 (2、3、4、6、および 8) が使用可能です。デフォルト値は 6 です。
- maxCharsPerLine
- 1 行当たりの最大文字数。1 行当たりの最大文字数を指定します。この値は、最大印刷位置や最大表示位置 (MPP) とも 呼びます。1 から 255 の間の値を入力してください。デフォルト値は 80 です。
- maxLinesPerPage
- ページ当たりの最大行数。1 ページ当たりの最大行数 (上部マージンと下部マージンを含む) を指定します。この値は、最大ページ長 (MPL) とも呼ばれます。1 から 255 の間の値を入力してください。デフォルト値は 66 です。
- RTLfile
- 右から左方向のファイルの印刷RTL 画面に表示されるとおりに ファイルを印刷するには、「true」を指定します。デフォルトは「false」です。
注:
- WebSphere Application Server に接続しているデフォルトの Windows プリンターへの印刷出力は、ZIETrans Web アプリケーションでのみサポートされています。
- ZIETrans 3270E の印刷では、印刷ジョブ内の未処理の印刷データを送信するための Transparency コマンドがサポートされません。
- 日本語 JIS2004 サポートの詳細については、3270E セッション向け PDT 印刷および Print-to-File のための JIS2004 サポートを参照してください。
詳しくは、プロジェクト用印刷サポートの定義を参照してください。