トレース・オプションの設定
「トレース設定」パネルを使用して、次のタイプのトレース・オプションを 1 つ以上選択できます。
- ランタイムのトレースを使用可能にする
- プロジェクト内で接続に関する ZIETrans ランタイムのトレースを使用可能にします。これらのランタイム接続を異なるレベルでトレースする場合には、ランタイム・プロパティー・ファイルでトレースの設定に関する説明を参照してください。
- ウィジェットのトレースを使用可能にする
- プロジェクト内でウィジェットに関する ZIETrans ランタイムのトレースを使用可能にします。ウィジェットを異なるレベルでトレースする場合には、ランタイム・プロパティー・ファイルでトレースの設定に関する説明を参照してください。
- アクションのトレースを使用可能にする
- プロジェクト内でイベント・アクションに関する ZIETrans ランタイムのトレースを使用可能にします。イベントを異なるレベルでトレースする場合には、ランタイム・プロパティー・ファイルでトレースの設定に関する説明を参照してください。
- コンポーネントのトレースを使用可能にする
- プロジェクト内でコンポーネントに関する ZIETrans ランタイムのトレースを使用可能にします。コンポーネントを異なるレベルでトレースする場合には、ランタイム・プロパティー・ファイルでトレースの設定に関する説明を参照してください。
- ユーティリティーのトレースを使用可能にする
- プロジェクト内でランタイム・ユーティリティーに関する ZIETrans ランタイムのトレースを使用可能にします。これらのランタイム・ユーティリティーを異なるレベルでトレースする場合には、ランタイム・プロパティー・ファイルでトレースの設定に関する説明を参照してください。
- 統合オブジェクトのトレース
- プロジェクト内の特定の統合オブジェクトのトレースを使用可能にします。クラス名指定フィールドに、1 つ以上のパターンを使用して トレースする統合オブジェクトを指定します。各パターンには、1 つ以上のワイルドカード (*) 文字を使用できます。例えば IntegrationObject.Callup* は、Callup で始まる名前を持つすべての統合オブジェクトに対してトレースを使用可能にすることを指定します。すべての統合オブジェクトをトレースするには、IntegrationObject.* を指定します。複数のパターンを指定する場合には、各パターンをコンマで区切ってください。ZIETrans 管理コンソール では、統合オブジェクトの設定が最大トレース・レベルに設定されます。統合オブジェクトを異なるレベルでトレースする場合には、ランタイム・プロパティー・ファイルでトレースの設定に関する説明を参照してください。
- アプレットのトレース
- アプレットのトレースを使用可能にします。トレースのレベルを上げるほど、より多くのトレース情報が生成されます。アプレットのトレースをオンにすると、サーバー・サイドのトラブルシューティング・メッセージが出力されます。アプレットのトレース設定の詳細については、ランタイム・プロパティー・ファイルを参照してください。
- ユーザー・マクロのトレース
- マクロ実行をトレースします。このトレースはシステム・パフォーマンスに影響するため、このトレースはマクロをデバッグする目的でのみ使用することをお勧めします。
- 端末の表示
- サーバー上でリアルタイムで実行されるすべての接続のホスト端末画面を表示できます。端末の表示を使用可能にすると、その後に作成された接続の端末設定のみが表示されます。端末の表示の詳細については、テストとデバッグでの端末の表示の使用を参照してください。
- ホスト・シミュレーション・トレースの記録
- 「ホスト・シミュレーションの記録を使用可能にする」 ボックスを選択すると、実行中のホスト・シミュレーションの記録を有効化できます。ホスト・セッションの次回開始時に記録が開始され、ホスト・セッションのクローズ時 (ユーザーがアプリケーション・キーパッドの切断ボタンをクリックする時点など) に記録が終了されます。トレースがアクティブなときにユーザーが Web ブラウザーを閉じると、HTTP セッションがタイムアウトになるまでトレースが続行されます。トレース・ファイルはサーバーのホスト・シミュレーション・フォルダー (例: <WebSphere® install root>\AppServer\profiles\AppSrv01\installedApps\<Node ID>\<ear file name>\<ApplicationName>.war\WEB-INF\profiles\hostsimulations) に保存されます。トレース・ファイル名は、ApplicationName_ConnectionName_Date(yyyymmdd)_Time(hhmmss)_Number というテンプレートを使用して指定されます (例えば、MyApplication_main_20060101_134543_1)。
複数のホスト・セッションを同時にトレースするため、ホスト・シミュレーションでは複数の TCP/IP ポートが使用されます。「記録の対象となる TCP/IP ポート範囲」フィールドを使用してサーバーが実行時に使用するポート番号の範囲を設定します。デフォルトの範囲開始ポートは 7021、デフォルトの終了ポートは 7050 です。
- トレース出力
- トレース・ファイルへのトレース情報の書き込みを制御し、ログ・イベントの書き込み先ファイルを定義できます。トレース・ファイル名の生成方法については、ログ・ファイルとトレース・ファイルの名前を参照してください。ファイルがすでに存在している場合には、新しいトレース情報はこのファイルに追加されます。維持するトレース・ファイルの数と各トレース・ファイルの最大サイズも定義できます。