統合オブジェクトの作成

統合オブジェクトは、マクロから作成します。マクロとホスト端末のステップに従って、マクロを記録してください。

ZIETrans プロジェクト」ビューでマクロを右クリックして、「統合オブジェクトの作成」を選択します。統合オブジェクトは、マクロと同じ名前になります。マクロを記録すると統合オブジェクトが自動的に生成されるように、ZIETrans のプリファレンスを設定することもできます。「ウィンドウ」>「設定」をクリックし、左側のツリーで「ZIETrans」を展開し、「統合オブジェクト」をクリックします。「マクロ保存時に統合オブジェクトを自動的に生成」というラベルの付いたボックスを選択して、「適用」をクリックします。

統合オブジェクトの作成に使用するマクロに命名するときは、必ず以下の要件に従ってください。
  • マクロの名前には、英字、数字、または下線文字のみを使用できます。
  • 名前の最初の文字を数字にすることはできません。
注:
  1. 自動生成された統合オブジェクトは、チェーニングされていません。
  2. DBCS サポートを使用する場合の統合オブジェクト作成については、統合オブジェクトの作成を参照してください。

チェーニングされたマクロから統合オブジェクトを作成することはできません。統合オブジェクト・チェーニングの場合、チェーン内の各統合オブジェクトの実行が完了してから次の統合オブジェクトに制御が渡されるので、マクロのチェーニングとはまったく異なります。マクロのチェーニングでは、ZIETrans「マクロの再生」アクションを使用し、現在のマクロ (「マクロの再生」アクションが発生するマクロ) を終了し、ターゲット・マクロに指定されたマクロ画面の処理を開始します。<playmacro name="chainedMacroName"/> タグを含む Host On-Demand マクロをインポートした場合、このマクロは ZIETrans の「マクロを実行」アクションおよび「マクロ・トランザクションを実行」アクションのみに使用できます。マクロのチェーニングについて詳しくは、「ZIETrans 拡張マクロ・ガイド」を参照してください。

あるマクロから統合オブジェクトが作成された後で、マクロ・エディターを使用してそのマクロを変更した場合、この変更を正確反映させるには、その統合オブジェクトを再生成する必要があります。「マクロ保存時に統合オブジェクトを自動的に生成」プリファレンスを選択した場合、統合オブジェクトは自動的に更新されます。

作成した統合オブジェクトのリストを表示するには、ZIETrans ToolkitZIETrans プロジェクト表示タブをクリックし、プロジェクト名を展開します。次に、「ソース」>「統合オブジェクト」の順に移動し、フォルダーをダブルクリックして中身を表示します。
注: 「ソース」 の下にある「統合オブジェクト」フォルダーは、最初の統合オブジェクトが作成されるまでは表示されません。