「グローバル変数を抽出」アクション

ホスト画面から情報を抽出して、グローバル変数として定義することができます。

ホスト画面領域には、グローバル 変数として割り当てる画面領域の開始および終了の行とカラムを定義します。

「拡張」セクションで、「抽出する平面」ドロップダウン・リストを使用して、抽出するデータ平面を選択してください。オプションは以下のとおりです。

注: ホスト・アクセス・クラス・ライブラリー (HACL) 表示スペース・モデル内のさまざまなデータ・プレーンの形式および内容について詳しくは、「ホスト・アクセス・クラス・ライブラリー・プレーン -- 形式および内容」(https://www.ibm.com/docs/en/SSS9FA_13.0.0/com.ibm.hod.doc/doc/hacl/DWYL0M88.HTML) を参照してください。

グローバル変数のデータを抽出する際には、新しいグローバル変数の名前を指定するか、既存のグローバル変数名を「名前」フィールドのドロップダウン・リストから選択することができます。

ホスト画面の複数行から抽出されたテキストをグローバル変数内に定義する方法を指定するには、「拡張」をクリックします。いずれかのラジオ・ボタンを選択して、1 つのストリングとして抽出するか、複数ストリングのリスト (索引付き) として抽出するかを指定する必要があります。「この領域を 1 つのストリングとして抽出」オプションを選択すると、抽出されたデータは単一オブジェクトとしてグローバル変数に、2 次元文字配列の形式で保存されます。「この領域をストリングのリストとして抽出」オプションを選択すると、データは 2 次元文字配列として抽出され、個別の 1 次元配列に分割されます。 配列はそれぞれ、抽出された単一行を表し、グローバル変数内の索引に格納されます。

「拡張」をクリックする前に 「名前」フィールドで既存のグローバル変数を選択した場合は、以下のいずれかのラジオ・ボタンを選択して ZIETrans での抽出データの処理方法を指定する必要があります。
  • この新しい値で既存の値を上書き
  • 指定の索引から開始して既存の値をこの新しい値で置換
  • この新しい値を既存の値の最後の索引の後に追加
  • 指定の索引でこの新しい値を既存の値に挿入
指定の索引を使用する 2 つのオプションでは、「索引」フィールドに 索引番号を入力する必要があります。
次の例に、選択するオプションにより変数値がどのように変更されるかを示します。まず、"「sample」"という既存の索引付き変数について説明します。"「sample」"の値は"「a b c d」"です。この値のうち、"「a」"の索引は 0 であるため、"「sample[0]」"の値は"「a」"になり、"「b」"の索引は 1 であるため、"「sample[1]」"の値は"「b」"になります (以下同様)。新しい値のセット"「e f g」"を抽出するとします。
  • 「この新しい値で既存の値を上書き」ラジオ・ボタンをクリックすると、"「sample」""「a b c d」"の値が"「e f g」"に変わります。
  • 「指定の索引から開始して既存の値をこの新しい値で置換」ラジオ・ボタンをクリックして索引 2 を使用すると、"「sample」""「a b c d」"の値が"「a b e f g」"に変わります。
  • 「この新しい値を既存の値の最後の索引の後に追加」ラジオ・ボタンをクリックすると、"「sample」""「a b c d」"の値が"「a b c d e f g」"に変わります。
  • 「指定の索引でこの新しい値を既存の値に挿入」ラジオ・ボタンをクリックし、索引 2 を想定すると、"「sample」""「a b c d」"の値が"「a b e f g c d」"に変わります。

「共用」チェック・ボックスを選択すると、グローバル変数が共用されるようになります。

グローバル変数の詳細については、グローバル変数との対話を参照してください。