ヒント付き入力フィールド

ヒント付き入力フィールド・コンポーネントは、付随するヒント (同一行にある入力フィールドの直後のテキスト) を持つ入力フィールド (無保護フィールド) を認識するためのものです。このコンポーネントは機能的には入力フィールド・コンポーネントと同じですが、入力候補の隣にヒントが存在していなければならない点が異なります。例えば、以下の入力フィールドが存在するホスト画面を考えてみます。

製品コード: [ ] (有効なコード: A, B, C, D)

この例では、ヒントの開始部分が「Valid codes:」、ヒントの最後が閉じ括弧「[)]」、分離文字がコンマ「(,)」、先行トークンのタイプが「None」です。

認識された入力フィールドは、以下のウィジェットによるレンダリングが可能になります。 この入力フィールドは、有効な値ヒントも使用します。デフォルトでは、この入力フィールドはヒントを認識しないため、ユーザーがコンポーネント設定を変更して、ヒントをレンダリング・ウィジェットに引き渡す必要があります。
次の図に、ホスト画面上のヒント付き入力フィールド・コンポーネントの表示例を示します。
図1. ヒント付き入力フィールド・コンポーネントの例
ヒント付き入力フィールド・コンポーネントの例
  1. 区切り文字: 区切り文字の位置。ただし、先行トークンのタイプは「None」に設定されていた。
  2. ヒントの開始: 左括弧 (
  3. 分離文字: または
  4. ヒントの終了: 右括弧 )
先行トークンのタイプがマークされていません。この例では、先行トークンのタイプは「None」です。ヒントに先行する文字または数字はありません。
以下の設定が、このコンポーネントに対して構成できます。
フィールドの表題を抽出
これを選択した場合、認識された入力フィールドの表題が抽出されます (このアルゴリズムについて詳しくは、上記の説明を参照してください)。ここで抽出された表題は、ウィジェットが使用できます。
表題を選択領域に制限
選択した場合は、表題が、画面の選択部分のテキスト内のみに制限されます。
表題の終了を除去
これを選択した場合、「この後を除去」設定に指定された値が最初に出現した後 (値も含む) から表題の最後までが除去されます。この設定は、抽出した表題を完全に取り去る場合に有効です。
この後除去 (Strip after)
必須。抽出された表題を除去するために使用するストリング (またはストリングの集合) です。例えば、抽出された表題が 「Command ==>」で、この設定値が「=」の場合は、最初の「=」から後 (「=」も含む) のすべてが除去されます。
置き換え
オプション。表題の除去された部分に置き換わるストリングです (該当する場合)。
表題のスペースをトリム (Trim spaces on caption)
これを選択した場合、抽出 (および除去) された表題の両端から空白文字 (スペース、タブなど) が削除されます。
入力フィールドを選択領域にクリップ
これを選択した場合、選択領域内の入力フィールドの一部のみが認識および表示されます。クリアした場合は、選択領域内に入力フィールドの一部が存在すると、入力フィールド全体が認識および表示されます。この設定は、大きなホスト画面入力フィールドを細分化した複数の Web ページ入力フィールドに分割する必要のある場合に有効です。
ヒントの開始
オプション。ヒント集合の開始位置を指定する文字列です。この設定には複数の値を指定できます。値は縦線 (|) 文字で分離します。
ヒントの終了
オプション。ヒント集合の終了位置を指定する文字列です。この設定には複数の値を指定できます。値は縦線 (|) 文字で分離します。
分離文字
必須。ヒント集合で各ヒントを区切る文字列です。この設定には複数の値を指定できます。値は縦線 (|) 文字で分離します。
先行トークンのタイプ
各ヒントのタイプを指定します。例えば、ヒントのセットが「A=Apple,O=Orange,G=Grape」である場合、A、O、および G がすべて文字であるため、この値には「文字」 (または 「文字または数字」) をセットすることになります。区切り文字には「=」を設定します。
先行トークンの最大長 (Maximum length of leading token)
先行トークンの最大長を指定します。デフォルトは 4 です。
区切り文字
必須。ヒント説明から先行トークンを区切る文字列です。この設定は、先行トークンのタイプが「None」でない場合に限り適用されます。
最小限必要なヒント
このコンポーネントが、入力フィールドを認識するための必要最小限のヒント数です。この設定は、誤認識を避ける場合に有効です。