ライト・ペン (アテンション)

ライト・ペン (アテンション) コンポーネントは、3270 ホスト画面上のライト・ペン (セレクター・ペンとも呼ばれる) アテンション・フィールドの認識を担当します。
注: このコンポーネントは、 Rich Page Editor「パレット」ビューの「ZIETrans コンポーネント」セクションには表示されません。3270 または 3270E プロジェクトの初期作成時に「ライト・ペン・レンダリング・サポートの追加」チェック・ボックスを選択してライトペン・サポートを有効にしている場合、このコンポーネントを使用するには Eclipseメニュー・バーから「ZIETrans ツール」>「ホスト・コンポーネントを挿入」をクリックします。
認識されたライト・ペン・アテンション・フィールドは、以下のウィジェットによってレンダリングできます。

指定文字 (フィールドの先頭文字) に従って、レンダリング・ウィジェット (ボタン、リンク、またはラジオ・ボタン) をクリックすると、[enter] または [cursel] アテンション識別子 (AID) がホストに送信されます。指定子がアンパーサンド文字 (&) の場合は、[enter] AID が送信されます。指定子がブランク文字の場合は、[cursel] AID が送信されます。

次の図に、ホスト画面上のライト・ペン (アテンション) コンポーネントの表示例を示します。
図 1. ライト・ペン (アテンション) コンポーネントの例
ライト・ペン (アテンション) コンポーネントの例
  1. 指定文字 (フィールドの先頭文字)
以下の設定が、このコンポーネントに対して構成できます。
フィールドの残りを消費
ウィジェットが消費およびレンダリングする対象が、フィールド全体またはフィールドの先頭文字のみのいずれであるかを指定します。フィールド全体を消費およびレンダリングすることを指定するには、このチェック・ボックスを選択します。例えば、フィールドの内容がレンダリング・ウィジェット (ボタン、リンク、またはラジオ・ボタン) の表題としてレンダリングされます。ウィジェットにより先頭文字のみをレンダリングすることを指定するには、このチェック・ボックスをクリアします。これは、フィールドの先頭文字より後の部分の色や拡張属性を保持する場合に便利です。デフォルト・レンダリングでは、このチェック・ボックスをクリアすると、フィールドの残りの部分 (フィールドの先頭文字を除くすべての部分) が他のウィジェット (ほとんどの場合はフィールド・ウィジェット) によりレンダリングされます。デフォルトが選択されています