オプションおよび非オプションの画面認識基準

設定した画面認識基準がオプションか非オプションかを選択できます。「オプション」チェック・ボックスを選択しない場合は、認識基準は非オプションと見なされます。「オプション」チェック・ボックスの使用方法は、 Host On-Demand 画面記述子属性 optional に対応して決まります。

オプションの認識基準と非オプションの認識基準の両方がある場合、ZIETrans は最初に非オプションの基準をチェックします。すべての非オプションの認識基準が一致した場合、画面が一致したことになります。少なくとも 1 つの非オプション認識基準が一致しない場合、ZIETrans はオプションの認識基準をチェックします。画面が基準に一致するためには、すべての非オプション基準または少なくとも 1 つのオプション基準が ZIETrans で見つかる必要があります。それ以外の場合は画面は一致しません。次の例で、この考え方について詳しく説明します。
注: 非オプションは必須という意味ではありません。
次の例に示す値を使用して、カーソル位置と 2 つのテキスト・ストリングを定義したとします。
Cursor position recognition  Optional     
                             Row: 1   Column: 1

String recognition           Non-optional   
                             String 1: Welcome
                             Start position: Row: 1   Column: 6
                             End position:   Row: 1   Column: 12

                             String 2: Username
                             Start position: Row 20   Column 10
                             End position:   Row 20   Column 17

この例では、画面が一致するためには、ZIETrans で両方のテキスト・ストリング、またはカーソル位置が見つかる必要があります。ZIETrans は非オプションの基準を最初にチェックするので、ZIETrans はテキスト・ストリングをまず検索します。ZIETrans が ホスト画面の指定領域内で両方のテキスト・ストリングを見つけることができない場合、オプションの基準 (カーソル位置) を見つけることができるかどうかをチェックします。