ZIETrans Web アプリケーションの編成

デフォルトでは、すべての ZIETrans Web アプリケーションが 1 つのエンタープライズ・アーカイブ・ファイル (ZIETrans_EAR8 など) に保管されます。アプリケーションをエクスポートして WebSphere® Application Server に配置すると、ZIETrans .ear ファイルには、Web アーカイブ (.war) ファイルと各アプリケーションの実行に必要なリソース、および ZIETrans ランタイム実行可能コードの 1 つのコピーが格納されます。必要があれば、各アプリケーションをそれぞれ専用の .ear ファイルに入れたり、いくつかを組み合わせて 1 つの .ear ファイルにしたりするなど、別の編成方式も使用できます。

Web アプリケーションの配置方法を決定する際には、以下の事項がサーバーに与える影響を考慮してください。
ディスク・スペース
アプリケーションをそれぞれ専用の .ear ファイル内に作成する場合は、それぞれに専用の ZIETrans ランタイム・コードのコピーがあります。ランタイム・コードのサイズは約 25 MB です。ランタイム・システムでご使用のアプリケーションのすべてに消費されるディスク・スペースの量を確認するには、25 にお持ちのアプリケーションの数を掛けます。
デプロイメント
ZIETrans .ear ファイルを再展開すると、その .ear ファイル内で一部のアプリケーションが未変更であっても、.ear ファイル内のすべてのアプリケーションが再展開されます。
ログとトレース

ロギングとトレースは、個々の ZIETrans アプリケーション・レベルではなく、.ear ファイルのレベルで制御されます。各 ZIETrans アプリケーションがそれぞれ専用の .ear ファイルに格納されている場合は、個々のアプリケーションのログとトレースの設定を、他のアプリケーションから切り離して制御することができます。1 つの .ear ファイルに複数の ZIETrans アプリケーションが格納されている場合は、ログとトレースの設定は、その .ear ファイル内のすべての ZIETrans アプリケーションに適用されます。1 つの .ear ファイル内のすべての ZIETrans アプリケーションに関するメッセージは、同じログ・ファイルに記録され、またすべての ZIETrans アプリケーションに関するトレース情報が同じトレース・ファイル記録されます。

オプションのキーワード、traceLogDirectory を runtime.properties ファイルに追加できます。この操作により、出力ファイルに対して特定のディレクトリーを指定できます。このファイルは ZIETrans Enterprise Application の was_dir/installedApps/ear_name ディレクトリーに格納されています。

ライセンス追跡
ライセンス追跡も、個々の ZIETrans アプリケーション・レベルではなく、.ear ファイルのレベルで制御されます。各 ZIETrans アプリケーションがそれぞれ専用の .ear ファイルに格納されている場合は、ライセンス追跡は他のアプリケーションから切り離して行われます。1 つの .ear ファイルに複数の ZIETrans アプリケーションが入っている場合は、その .ear ファイル内のすべての ZIETrans アプリケーションについてライセンス追跡が行われます。同じ .ear ファイル内のすべての ZIETrans アプリケーションについてライセンス使用に関する情報が保持され、同じライセンス使用状況ファイルに入れられます。