ポップアップ・メニュー

ポップアップ・メニューは、ユーザーがビュー内の 1 つ以上のアプリケーションに対してアクションを実行できるように提供されます。メニューを表示するには、1 つ以上のアプリケーション名を選択し、右クリックします。以下のメニュー項目を使用できます。
オープン
このメニュー項目を選択すると、選択されたアプリケーションの新規インスタンスが開始されます。複数のアプリケーションが選択される場合、選択された各アプリケーションのインスタンスが開始されます。
印刷ジョブの表示
このメニュー項目は、少なくとも 1 つの印刷対応アプリケーションが選択される場合にのみ使用可能になります。このメニュー項目を選択すると、「印刷ジョブ (3270)」または「印刷ジョブ (5250)」ビューのいずれかが開きます。このビューには、キューに入れられた印刷ジョブのリストが表示されます。詳しくは、印刷サポートの使用可能化を参照してください。
プロパティー
このメニュー項目は、1 つのアプリケーションだけが選択された場合に使用可能になります。このメニュー項目を選択すると、ユーザーはそのアプリケーションに関する情報を表示でき、さらにアプリケーションに関連する設定を構成できます。以下のページは、選択したアプリケーションの「プロパティー」ダイアログで提供されます。
情報
「情報」ページには、選択したアプリケーションに関する情報が表示されます。これには、その名前、ID、バージョン、およびプラグインの物理的な場所が含まれます。またこのページには、アプリケーションによって使用されている ZIETrans ランタイム・プラグインのバージョンも示されます。この情報は、ユーザーが環境に関する情報をサポート・チームと通信する必要がある場合に役立ちます。ユーザーはこのページの値を変更できません。これは通知目的のみです。
接続パラメーター
接続パラメーターをユーザーがオーバーライドできないようにすることを選択した場合、この項目はリストに表示されません。これがデフォルトです。詳しくは、接続パラメーターのオーバーライドを参照してください。

オーバーライドを許可する場合、このページでユーザーは接続パラメーターをオーバーライドすることができます。この機能は Web アプリケーション用の ZIETrans 機能に相当します。この機能により、ユーザーは、アプリケーションへの初回アクセス時に URL を使用して接続パラメーターをオーバーライドできます。接続パラメーターのオーバーライドを使用する例は、ユーザーがワークステーション ID または LU 名をオーバーライドする必要がある場合です。

ユーザーがオーバーライドを設定するには、「追加」ボタンをクリックし、「名前」フィールドのドロップダウン・リストからパラメーターを選択し、「値」フィールドに値を設定します。提供された接続パラメーター名をオーバーライドできるかどうかをユーザーに警告するために、ダイアログ内の妥当性検査は実行されません。デフォルトでは、最初に追加されるときにオーバーライド設定が使用可能になります。パラメーター名の隣のチェック・ボックスをクリアすると、この設定を使用不可にすることができます。

ユーザーが接続パラメーターをオーバーライドすると、設定はローカル・ワークスペースに保存されます。セッションのインスタンスが開始されるときに、オーバーライドされたパラメーター値が使用されます。

変数
グローバル変数をユーザーがオーバーライドできないようにすることを選択した場合、この項目はリストに表示されません。これがデフォルトです。詳しくは、グローバル変数のオーバーライドを参照してください。

オーバーライドを許可する場合、このページでユーザーはグローバル変数をオーバーライドすることができます。この機能は Web アプリケーション用の ZIETrans 機能に相当します。この機能により、ユーザーは、アプリケーションへの初回アクセス時に URL を使用してグローバル変数および共用グローバル変数をオーバーライドできます。

この機能は、ユーザー固有の変数データをアプリケーションで使用できるようにします。例えば、グローバル変数の値から提供されたユーザー名およびパスワードを要求するマクロを記録できます。ユーザーは変数のオーバーライド・ページでこれらの値を提供することができます。サインオン画面が認識されるときにマクロが実行されると、これらの値が使用されます。

ユーザーがオーバーライドを設定するには、「追加」ボタンをクリックし、「名前」フィールドのドロップダウン・リストから変数名を選択し、「値」フィールドに値を設定します。さらに、グローバル変数が「共用」 かどうかを指定します。提供されたグローバル変数名をオーバーライドできるかどうかをユーザーに警告するために、ダイアログ内の妥当性検査は実行されません。デフォルトでは、最初に追加されるときにオーバーライド設定が使用可能になります。変数名の隣のチェック・ボックスをクリアすると、この設定を使用不可にすることができます。

ユーザーがグローバル変数をオーバーライドすると、設定は環境のデータ・ディレクトリーに保管されます。セッションのインスタンスが開始されると、オーバーライドされたグローバル変数が使用されます。