ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションの開発

ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションを構築およびテストするためのステップは、基本的に ZIETrans Web アプリケーションの場合と同じです。ZIETrans Toolkit を ZIETrans パースペクティブで提供されるツールと共に使用して、ZIETrans リッチ・クライアント・プロジェクトを開発します。そこから ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションが生成されます。開発中に必要な様々なアクティビティーをサポートするために、同じウィザード、エディター、およびビューが提供されています。

Web 環境用の ZIETrans と同様に、アプリケーションの外観および操作方法を開発します。これには、デフォルトのレンダリング設定、画面ナビゲーション (skip screen マクロを使用)、および画面のレンダリングに使用されるフォントと色のカスタマイズが含まれます。

ZIETrans リッチ・クライアント・プロジェクトは、Eclipse プラグイン・プロジェクトです。これはプロジェクトとしてワークスペース内にあり、ZIETrans アプリケーション開発者によって開発されます。プロジェクトが開発およびテストされると、ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションとしてエクスポートされ、これが、Eclipse 環境にインストールできる Eclipse プラグインとなります。Eclipse プラグインは、Eclipse 環境のコンテキスト内で特定のタイプのサービスを提供するコンポーネントです。プラグインを ZIETrans で使用する場合、host・アプリケーションを変換するために必要なサービスを利用できます。

それぞれの ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーション・プラグインは、複数のランタイム・プラグインに依存します。依存関係はリッチ・クライアント・プロジェクトのマニフェスト・ファイル、MANIFEST.MF で参照されます。ZIETrans リッチ・クライアント・プラグインが正しく実行されるようにするために、これらの必須プラグインがローカル・テスト環境およびデプロイ済みの実稼働環境に組み込まれていることを確認する必要があります。詳しくは、ZIETrans RCP ランタイム拡張プロジェクト、ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションのテスト、および ZIETrans リッチ・クライアント・アプリケーションのデプロイを参照してください。