プラグインおよびフィーチャーのバージョン番号の更新

すでにインストールされているプラグインを更新するには、その前にプラグインのバージョンを更新する必要があります。これは Eclipse が、そのバージョンを使用してプラグインが変更されたかどうかを判別するためです。例えば、プロジェクト内で画面カスタマイズを追加するか、またはマクロを変更する場合、プロジェクトを再エクスポートする前にプラグインのバージョンを更新する必要があります。

プラグインのバージョンを更新するには、プロジェクトの「プロジェクト設定」エディターで、「概要」タブの「プラグイン・マニフェストを開いてください。」リンクをクリックします。「概要」タブの「一般情報」で、バージョンを更新します。Eclipse バージョンの形式は major.minor.service です。プロジェクトに対して小規模な変更を行う場合は、バージョンの service セグメントを更新します。例えば、プラグインを二度目にエクスポートする前に、プラグインのバージョンを 1.0.1 に設定します。

「ライセンス設定」ウィザードは、ランタイム拡張プロジェクト (com.ibm.hats.rcp.runtime.extension) を更新するため、ウィザードを実行した後、このプラグインのバージョンを更新する必要があります。これを行うには、「ナビゲーター」ビューで、プロジェクトのルートにある plugin.xml ファイルを開きます。「概要」タブの「一般情報」で、バージョンを更新します。

また、フィーチャーはプラグインで構成されている (さらに、フィーチャーにはバージョンもある) ため、組み込まれたプラグインのいずれかのバージョンを更新する場合は、必ずフィーチャーのバージョンも更新する必要があります。これを行うには、「ナビゲーター」ビューに切り替え、フィーチャー・プロジェクト内にある feature.xml ファイルを開きます。デフォルトでは、フィーチャー・プロジェクトの名前は hostaccess です。「概要」タブの「一般情報」で、バージョンを更新します。また、フィーチャーがプラグインの新規バージョンを正しくリストしていることを確認してください。これを行うには、「プラグイン」タブの「バージョン」ボタンをクリックし、「プラグインとフラグメント・マニフェストからバージョンをコピー」を選択します。

フィーチャーのバージョンを更新した後、フィーチャーの新規バージョンがリストされるようにするために、site.xml ファイルを更新する必要があります (該当する場合)。

注: アプリケーションをローカル・テスト環境で実行またはデバッグする場合は、このステップは必要ありません。