選択リスト
選択リスト・コンポーネントは、選択リストの認識を担当します。選択リストはメニューに似ていますが、オプションのリストとして表示される点が違い、以下の例に示すように、各オプションの前に、先行トークンと区切り文字が置かれます。
この例では、Option が先行トークンに先立つストリング、1、2、3 が先行トークン、区切り文字がピリオドとその後のスペース (. ) です。
Option 1. Prepare form |
Option 2. Work with forms you submitted |
Option 3. Work with forms requiring action |
リスト項目を選択すると (ウィジェットに基づきクリックまたは選択すると)、その先行トークンが、ターゲットのホストの入力フィールドに置かれます。
認識された選択リストは、以下のウィジェットによるレンダリングが可能になります。
次の図は、ホスト画面上の選択リスト・コンポーネントの表示例を示します。
図 1. 選択リスト・コンポーネントの例
- 先行トークンの前のストリング (スペース)
- 先行トークンのタイプ (数字)
- 区切り文字 (ピリオド (.))
- 終了区切り文字 (スペース)
- リスト・オプション (または項目)
以下の設定が、このコンポーネントに対して構成できます。
- 先行トークンの前のストリング
- オプション。各リスト項目の先行トークンの前に置かれるストリングです。
- 先行トークンのタイプ
- 各リスト項目が、文字、数字、英数字のいずれで始まるかを指定します。
- 先行トークンの最大長 (Maximum length of leading token)
- 先行トークンの最大長を指定します。デフォルトは 4 です。
- 区切り文字
- 必須。先行トークンと説明の間を区切る文字列です。縦線 (|) 文字で区切って複数の値を指定することができます。
- 終了区切り文字
- オプション。各リスト項目に続く必要のある文字列です。
- 最小限必要なオプション
- 選択領域が、選択リストとして認識されるための必要最小限のリスト項目の数です。
- 項目を個別にグループ化 (Group Items Individually)
- 項目を個別にグループ化する場合は、このボックスを選択します。
- 選択ターゲット・フィールド
- 選択内容を受け取る入力フィールドを指定します。オプション:「画面の先頭」、「画面の最後」、「前のフィールド」、「次のフィールド」、「カーソル位置」、または「ユーザー定義」。
- 行
- 選択内容を受け取る入力フィールドの行を指定します。 注: この設定は、「ユーザー定義」が選択ターゲットとして選択されている場合に限り適用されます。
- 列
- 選択内容を受け取る入力フィールドの列を指定します。 注: この設定は、「ユーザー定義」が選択ターゲットとして選択されている場合に限り適用されます。
- 選択時に自動的にサブミット
- 選択されている場合、AID キーは、入力フィールドがブランクでも、自動的にホストに送信されます。クリアにされると、AID キーは、自動的に送信されません。
- アクション・キー
- オプション。ターゲット入力フィールドがユーザーの選択で更新された後に押すホスト補助キーを指定します。デフォルト値は [enter] で、エンド・ユーザーが選択を行った後に Enter キーを押すことを示します。
- リスト・オプションをソート
- これを選択した場合、リスト項目が先行トークンまたは説明に従ってソートされます (他の設定の詳細については、以下を参照してください)。
- ソート基準
- リスト・オプションの集合をその先行トークンまたは説明のいずれでソートするかを指定します。
- ソート順
- リスト・オプションの集合を昇順または降順のいずれでソートするかを指定します。 注: この操作を行うには、Java™ に組み込まれたロケール依存ソート方式が使用されます。
- プレースホルダー・オプション (Placeholder options)
- リスト項目間にギャップ (空のスペースなど) が存在する場合にプレースホルダー・リスト項目を埋め込むかどうかを指定します。オプション:「実」、「なし」、または「単一」。