ZIETrans 管理コンソールの使用

ZIETrans 管理インターフェースを使用して、接続を管理し、ZIETrans Web アプリケーションの問題判別を実行できます。この章では、これらの管理機能の使用方法について説明します。

WebSphere® アプリケーション・サーバー に展開されている Enterprise Archive (.ear) ファイルに含まれている一連の ZIETrans アプリケーションに ZIETrans 管理コンソール・サポート・ファイルを含めることができます。適用されている .ear ファイルはランタイム環境を提供します。この環境では、ZIETrans 管理コンソールを使用することにより ZIETrans アプリケーションを管理できるようになります。複数のプロジェクトに ZIETrans 管理コンソール・ファイルを含めると、異なるアプリケーション名を使用して複数の管理コンソールを開始できます。ただし、各管理コンソールは同一のビューと機能を提供します。

ZIETrans 管理コンソール・サポート・ファイルを各 .ear ファイルに含める代わりに、ZIETrans 管理コンソール・ファイルだけを組み込んだ .ear ファイルを 1 つ作成できます。この .ear ファイルを 展開する場合は、ZIETrans 管理コンソールを開始して管理の有効範囲を変更することで、管理コンソールの 1 つののインスタンスで 複数の .ear ファイルの ZIETrans アプリケーションをリモート側で管理できます。展開済み ZIETrans 管理コンソール・アプリケーションにより、すべての ZIETrans アプリケーションをまとめて 1 箇所から管理できます。新規 ZIETrans プロジェクトを作成するときに、このプロジェクトに ZIETrans 管理コンソール・ファイルを含めるかどうかを指定します。ZIETrans 管理コンソール・プロジェクトを作成する場合、作成した他のプロジェクトに管理サポート・ファイルを追加する必要はありません。

ZIETrans Toolkit で ZIETrans 管理コンソール・プロジェクトを作成するには、「ファイル」>「新規」>「プロジェクト」>「ZIETrans」>「ZIETrans 管理プロジェクト」の順に移動します。このプロジェクトを ZIETrans 管理コンソール・プロジェクトとして一意に識別する Enterprise Application プロジェクト名を指定します。ZIETrans 管理コンソール・プロジェクトは、ZIETrans Toolkit「ナビゲーター」タブにのみ表示されます。作成した .ear ファイルを WebSphere Application Server に展開して開始します (ZIETrans 管理コンソールの開始を参照)。ZIETrans 管理コンソール・プロジェクトの管理の有効範囲を変更する場合には、管理の有効範囲の選択を参照してください。

その他の管理トピックについては、端末の表示機能で説明します。