接続の管理

接続は、.hco ファイルに保管された一連のパラメーターであり、ZIETrans がホスト・アプリケーションに接続する際に使用されます。ZIETransには、デフォルト接続 (変換接続とも呼ばれる) とバックグラウンド接続の 2 つの接続のタイプがあります。各 ZIETrans アプリケーションでは、ZIETrans によって変換される画面を持つホスト・アプリケーション用のデフォルト接続を 1 つ保持しています。バックグラウンド接続は、ZIETrans アプリケーションにおけるデフォルト接続以外の任意の接続で、統合オブジェクトまたは「マクロ・トランザクションを実行」画面イベント・アクションで使用できます。ZIETrans はバックグラウンド接続からの画面は変換しません。ただし、デフォルト接続として使用する接続を動的に選択できます。詳しくは、『パラメーターのオーバーライド時に使用する接続のタイプの選択』を参照してください。

バックグラウンド接続は、デフォルト接続と同じホストに対する別の接続インスタンスにすることも、完全に別のバックエンド・ホストへの接続にすることもできます。バックグラウンド接続によって、別のホストと対話することができます。事前記録したマクロを使用して、データの収集、入力、またはホスト間でのデータ交換を行うことができます。このデータは、デフォルト接続とも組み合わせることができます。このようにして、ほかのホスト上のトランザクションを自動化できるだけでなく、ユーザーのデフォルト接続を変換することもできます。バックグラウンド接続はプールすることができます。

VT ホストは、バックグラウンド接続に制限されます。バックグラウンド接続の 1 つとして使用する VT 接続は、マクロの記録と統合オブジェクトの実行に使用することができます。詳しくは、マクロ・トランザクションを実行を参照してください。