このセクションでは、Oracle WebLogic Server をインストールする方法と、Oracle WebLogic Server を対象とした ZIETrans Web アプリケーションを作成できるように Rational® Software Delivery Platform (Rational SDP) を構成する方法の要約を示します。
Oracle サイト (http://www.oracle.com/technetwork/middleware/weblogic/downloads/index.html) のダウンロード・リンクおよび指示を使用して Oracle WebLogic Server をダウンロードおよびインストールします。
Oracle WebLogic Server Tools を 9.0 より前のバージョンの RAD にインストールする場合は、次の手順に従います。
- Rational SDP メニュー・バーで「ヘルプ」>「新しいソフトウェアのインストール」をクリックします。
- 「ランタイム環境」をクリックします。
- 「サーバー・ランタイム環境」パネルで「追加」をクリックします。
- 「追加サーバー・アダプターのダウンロード (Download additional server adapters)」をクリックします。
- 「Oracle WebLogic Server ツール (Oracle WebLogic Server Tools)」をリストから選択し、「次へ」をクリックします。
- ご使用条件の条項に同意し、「完了」をクリックします。
- インストールの完了後に再始動を求めるプロンプトが出されたら、「OK」をクリックします。
- インストールの完了後、今すぐ再始動するように求めるプロンプトが出されたら、「はい」をクリックします。
Oracle WebLogic Server Tools を RAD 9.0 にインストールする場合は、次の手順に従います。
- Rational SDP メニュー・バーで、「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
- 右上のパネルで「使用可能なソフトウェア・サイト (Available Software Sites)」をクリックします。
- 「追加」をクリックします。
- 以下の情報を入力して必要なリポジトリーを追加します。
名前: Oracle Enterprise Pack for Eclipse Repository
Location: http://download.oracle.com/otn_software/oepe/12.1.2/juno/repository
- 「OK」をクリックします。
- 「使用可能なソフトウェア・サイト (Available Software Sites)」リストにある以下の追加リポジトリーを使用可能にするか、またはこれらのリポジトリーがない場合は追加します。
名前: Eclipse Juno repository
Location: http://download.eclipse.org/releases/juno
名前: Eclipse Web Tools Platform Repository
Location: http://download.eclipse.org/webtools/updates/
- 「OK」をクリックして「設定」ウィンドウを閉じます。
- 「必要なソフトウェアを検索するために、インストール時にすべての更新サイトに接続する (Contact all update sites during install to find required software)」チェック・ボックスを選択します。
- 「処理 (Work With)」>「Oracle Enterprise Pack for Eclipse Repository」を選択します。
- 結果を展開し、「Oracle WebLogic Server Tools」チェック・ボックスを選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- ウィザードの指示に従ってインストールを完了します。
Oracle WebLogic Server Tools を RAD 9.7 にインストールする場合は、次の手順に従います。
- Rational SDP メニュー・バーで「ヘルプ」>「Eclipse Marketplace」をクリックします。
- 「検索」テキスト・ボックスで「WebLogic」を検索します。
- Oracle WebLogic Server Tools をインストールします。
- 「選択したフィーチャーの確認 (Confirm Selected Features)」パネルで「確認」をクリックします。
- ご使用条件の条項を読んで条項に同意し、「完了」をクリックします。
- インストールが完了した後、再始動するかどうかを尋ねるメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
WebLogic を、ZIETrans Web アプリケーション用に
Rational SDP でターゲット・サーバーとして構成します。
- Rational SDP メニュー・バーで、「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
- 左のパネルで「サーバー」を展開します。
- 「ランタイム環境」をクリックします。
- 「サーバー・ランタイム環境」パネルで「追加」をクリックします。
- 「新規サーバー・ランタイム環境」ダイアログで「Oracle」フォルダーを展開します。
- Oracle WebLogic Server の当該バージョンを選択します。
- オプション。「新規ローカル・サーバーの作成 (Create a new local server)」ボックスを選択して、新しい WebLogic サーバーをワークスペースの「サーバー」タブで作成します。このステップを行うと、「サーバーで実行」、「サーバーでデバッグ」、および「サーバーでプロファイル作成」の各機能を使用して、Rational SDP ローカル・テスト環境内で WebLogic アプリケーションをテストすることができます。
注:このステップを実行する場合は、「サーバーで実行」、「サーバーでデバッグ」、および「サーバーでプロファイル作成」の各機能の使用時にプロジェクトが正しくデプロイされるように、デフォルトの公開モードを変更する必要があります。
- 「サーバー」ビューで作成された WebLogic Server のインスタンスを見つけます。
- WebLogic Server を右クリックし、「プロパティー」をクリックします。
- 左のパネルで WebLogic を展開します。
- 「公開 (Publishing)」をクリックします。
- 「公開モード (Publishing mode)」セクションで、「展開されたアーカイブとして公開 (Publish as an exploded archive)」をクリックします。
- 「OK」をクリックして「プロパティー」パネルを閉じます。
- 「次へ」をクリックして、ローカル WebLogic サーバーを指示するパネルに移動します。「WebLogic ホーム」フィールドに、WebLogic サーバーをインストールしたルート・フォルダーを入力します。例えば、WebLogic インストール済み環境で C:OracleMiddleware というルート・フォルダーを使用している場合は、「WebLogic ホーム」フィールドに C:OracleMiddlewarewlserver_12.1 と入力します。WebLogic サーバー・インストーラーに組み込まれている JDK をインストールした場合は、C:OracleMiddlewarejdk160_29 などの値が自動的に「JAVA ホーム」フィールドに入れられます。組み込み JDK をインストールしていない場合は、「JAVA ホーム」フィールドに、使用している Java ランタイムの場所を入力する必要があります。
- 「完了」をクリックします。
- 「OK」をクリックして「設定」パネルを閉じます。
これらのステップを実行後、Oracle WebLogic サーバーを対象とした ZIETrans アプリケーションを Rational SDP 内で作成できます。