WebLogic サーバーのインストールおよび構成

このセクションでは、Oracle WebLogic Server をインストールする方法と、Oracle WebLogic Server を対象とした ZIETrans Web アプリケーションを作成できるように Eclipse を構成する方法について概要を説明します。

Oracle サイト (https://www.oracle.com/java/weblogic/) のダウンロード・リンクおよび指示を使用して Oracle WebLogic Server をダウンロードし、インストールします。

Oracle WebLogic Server Tools を Eclipse にインストールします。
  1. Eclipse メニュー・バーで「ヘルプ」>「Eclipse Marketplace」をクリックします。
  2. 「検索」テキスト・ボックスで「WebLogic」を検索します。
  3. Oracle WebLogic Server Tools をインストールします。
  4. 「選択したフィーチャーの確認」パネルで「確認」をクリックします。
  5. ご使用条件の条項を読んで条項に同意し、「完了」をクリックします。
  6. インストールが完了した後、再始動するかどうかを尋ねるメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
WebLogic を、ZIETrans Web アプリケーション用に Eclipse でターゲット・サーバーとして構成します。
  1. Eclipse メニュー・バーで「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
  2. 左のパネルで「サーバー」を展開します。
  3. 「ランタイム環境」をクリックします。
  4. 「サーバー・ランタイム環境」パネルで「追加」をクリックします。
  5. 「新規サーバー・ランタイム環境」ダイアログで「Oracle」フォルダーを展開します。
  6. Oracle WebLogic Server の当該バージョンを選択します。
  7. オプション。「新規ローカル・サーバーの作成」ボックスを選択して、新しい WebLogic サーバーをワークスペースの「サーバー」タブで作成します。このステップを実行すると、「サーバーで実行」、「サーバーでデバッグ」、および「サーバーでプロファイル作成」の各機能を使用して、Eclipse ローカル・テスト環境内で WebLogic アプリケーションをテストすることができます。
    注: このステップを実行する場合は、「サーバーで実行」、「サーバーでデバッグ」、および「サーバーでプロファイル作成」の各機能の使用時にプロジェクトが正しくデプロイされるように、デフォルトの公開モードを変更する必要があります。
    1. 「サーバー」ビューで作成された WebLogic Server のインスタンスを見つけます。
    2. WebLogic Server を右クリックし、「プロパティー」をクリックします。
    3. 左のパネルで WebLogic を展開します。
    4. 「公開」をクリックします。
    5. 「公開モード」セクションで、「展開されたアーカイブとして公開」をクリックします。
    6. 「OK」をクリックして「プロパティー」パネルを閉じます。
  8. 「次へ」をクリックして、ローカル WebLogic サーバーを指示するパネルに移動します。「WebLogic ホーム」フィールドに、WebLogic サーバーをインストールしたルート・フォルダーを入力します。例えば、WebLogic インストール済み環境で C:\Oracle\Middleware というルート・フォルダーを使用している場合は、「WebLogic ホーム」フィールドに C:\Oracle\Middleware\wlserver_12.1 と入力します。WebLogic サーバー・インストーラーに組み込まれている JDK をインストールした場合は、C:\Oracle\Middleware\jdk160_29 などの値が自動的に「JAVA ホーム」フィールドに入力されます。組み込み JDK をインストールしていない場合は、「JAVA ホーム」フィールドに、使用している Java ランタイムの場所を入力する必要があります。
  9. 「終了」をクリックします。
  10. 「OK」をクリックして「設定」パネルを閉じます。

これらのステップを実行後、Oracle WebLogic Server を対象とした ZIETrans アプリケーションを Eclipse 内で作成できます。