Host Terminal
「ホスト端末」を使用して、マクロ・ツリー内のノードを右クリックし、「編集」を選択することによって、前に記録したマクロを編集することもできます。編集する画面を選択すると、画面認識基準エディターが起動し、画面を変更できます。画面に入力したデータを編集する場合は、起動したウィンドウで入力データを変更します。「次の画面」ノードを編集すると、次の画面として選択可能な画面のリストが表示されます。リストから、画面に表示する順に選択します。
「ホスト端末」ツールバーには、マクロの実行エラーをデバッグするためのアイコンが 4 つあります。アイコンはマクロをステップごとに実行できるよう設計されています。マクロでは、ステップが 1 つのアクションを実行したり 1 つの画面を認識したりするように定義されています。アイコンは、「ステップイントゥ」、「ステップオーバー」、「ステップ・リターン」、および「再開」です。
各アイコンには、ファンクション・キーが関連付けられています。そのときアクティブなビュー (「マクロ・ナビゲーター」または「ホスト端末」のいずれか) によって、F5、F6、F7、および F8 キーの機能が異なります。例えば、「マクロ・ナビゲーター」がアクティブである場合、F5 を押すと「ステップイントゥ」、F6 を押すと「ステップオーバー」となります。「ホスト端末」がアクティブである場合、F5 または F6 を押すと、ホストに AID キーが送信されます。上記およびその他のマクロ関連アイコンについて詳しくは、マクロ関連アイコンを参照してください。
注:
- ZIETrans では、一定の画面に画面認識基準を定義する必要があります。対象となる画面を以下に示します。
- 最初および最後のマクロ画面
- ループの開始および終了
- マクロ抽出
- マクロ・プロンプト
- ホスト端末では、以下のキーの組み合わせを使用することにより、切り取り、コピー、および貼り付け機能が提供されます。
- 切り取り: Ctrl-X または Shift-Delete
- 「コピー」: Ctrl-C または Ctrl-Insert
- 貼り付け: Ctrl-V または Shift-Insert
- 2 つの新規ビデオ端末 (VT) 接続プロパティーを使用して、VT ホスト端末の通常の前景または背景を、選択した色に強制設定できます。これは、VT アプリケーションが背景色に合うように前景色を変更したためにホスト端末上のテキストが判読できなくなった場合に役立つと考えられます。
接続エディターの「拡張」タブに設定を追加できます。設定には forceVTNormalForegroundToColor と forceVTNormalBackgroundToColor があり、これらは相互に独立して作動します。
設定値の形式は redValue,greenValue,blueValue であり、それぞれの値の範囲は 0 から 255 です。例えば、通常の前景色を白色にオーバーライドするには、次の設定を拡張設定のテーブルに追加します。forceVTNormalForegroundToColor = 255,255,255
これらの設定は、通常の前景色と背景色にのみ作用します。文字属性 (太字、明滅、下線、リバースなど) が設定されている場合、または ANSI カラーが VT アプリケーションで設定されている場合、これらの設定は無視されます。
拡張接続設定について詳しくは、「オプションの拡張接続設定を構成してください」を参照してください。
表 1 に、ホスト端末画面ツールバーに表示されるマクロ・アイコンを示します。
アイコン | 説明 |
---|---|
マクロをオープンします。ドロップダウン・リストからマクロを選択します。 | |
マクロを再生します。ドロップダウン・リストからマクロを選択します。 | |
マクロの記録を開始します。 | |
マクロの記録を停止します。 | |
記録されたマクロを保存します。 | |
デバッグ目的でマクロにステップイントゥします (F5)。 | |
デバッグ目的でマクロをステップオーバーします (F6)。 | |
デバッグ目的でマクロをステップ・リターンします (F7)。 | |
マクロの再生を再開します (F8)。 | |
マクロ画面の画面認識基準を定義します。 | |
現在のマクロにプロンプト・アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。 | |
現在のマクロに抽出アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。 | |
現在のマクロにループを記録します (マクロの記録時にのみ使用可能)。 | |
画面上のすべてのフィールドのため、現在のマクロにプロンプト・アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。 | |
画面上のすべてのフィールドのため、現在のマクロに抽出アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。 | |
ホスト端末ウィンドウのキーパッドを表示または非表示にします。 | |
テキスト・ベースのオペレーター情報域 (OIA) を表示または非表示にします。 |