接続パラメーターのオーバーライド

ZIETrans では、ZIETrans ホスト接続の接続パラメーターとして Host On-Demand セッション・パラメーターを使用することができます。これらのパラメーターについて詳しくは、Host On-Demand の資料:https://www.ibm.com/docs/en/host-on-demand/13.0 を参照し、「session parameters」を検索してください。

ZIETrans Web アプリケーションの場合、これらの接続パラメーターは、ZIETrans プログラムへのアクセスに使用する URL 上でオーバーライドできます。例えば、以下のような URL を入力できます。
http://servername:port/appname/index.jsp?host=9.42.141.26&sessionType=1&port=523&
LUName=LU00001&TNEnhanced=true
サーバー名、ポート、および ZIETrans アプリケーション名に続けて開始ページの index.jsp を指定し、その後に疑問符 (?) を付けて、各パラメーターの名前/値の組 (name=value) をアンパーサンド (&) で区切って指定します。これらの値は、application.hap ファイルの他の場所で使用されている値ではなく、Host On-Demand によって定義されたテキスト値です。例えば、3270 の場合は sessionType=1、5250 の場合は sessionType=2 になります。

Host On-Demand セッション・パラメーターに加え、 SSLP12FilePath パラメーターおよび SSLP12Password パラメーターもオーバーライド可能です。SSLP12FilePath パラメーターおよび SSLP12Password パラメーターでは、SSL 接続に使用 される PKCS12 鍵ストア・ファイルの場所とパスワードを指定します。詳しくは、『セキュリティー』を参照してください。

接続パラメーターがある場合に、そのうちのどれをオーバーライド可能にするかを制御するには、以下のいずれかのラジオ・ボタンを選択します。

すべてのデフォルト接続パラメーターをクライアント要求でオーバーライドできるようにする (Allow all default connection parameters to be overridden by client requests)
このボタンを選択すると、テーブル内でリストおよび選択されている接続パラメーターを除くすべての接続パラメーターをオーバーライドできるようになります。
すべてのデフォルト接続パラメーターをクライアント要求でオーバーライドできないようにする (Do not allow any default connection parameters to be overridden by client requests)
このボタンを選択すると、テーブル内でリストおよび選択されている接続パラメーターを除くすべての接続パラメーターをオーバーライドできなくなります。

接続パラメーターを追加または除去することによって、選択内容に例外を設けることができます。使用可能な接続パラメーターのリストを取得するには、「追加」ボタンをクリックします。