ユーザー・リスト

ユーザー・リストとは、それぞれがユーザー ID とパスワードを含むユーザー・プロファイルのリストのことです。ユーザー・リストは、ホスト接続と関連付けられた接続マクロにより使用できます。接続マクロが実行されると、ユーザー ID とパスワードがリストから引き出され、ホスト画面のユーザー ID とパスワードの両フィールドに設定されます。これにより、ユーザー ID とパスワードの事前定義リストが使用可能になり、ユーザーは、ユーザー ID およびパスワードを知る必要やホスト画面上で入力する必要がなくなります。

ユーザー・リストは、汎用ユーザー ID の集約リストを使用した自動化ログインが必要となる ZIETrans Web アプリケーション、EJB、または Web サービスに多くのエンド・ユーザーが同時にアクセスする可能性がある場合に役立ちます。

接続エディターの「拡張」タブで、オプション「各ユーザー ID ごとに 1 つの接続のみ許可」が適切に設定され、ユーザー・リストに関連付けられたホスト・システムのタイプを反映するようにします。このオプションが選択されていない場合、システムはホストへのすべての接続に対して 1 つのユーザー・プロファイルを再使用します。

「ユーザー・リスト」タブには、ユーザー・プロファイルのテーブルが表示され、ここで任意のユーザー・プロファイルを 1 つずつ追加、編集、または削除することができます。

「追加」をクリックすると、ユーザー ID、説明、およびパスワードを入力するようにプロンプトで要求 されます。それらのフィールドはすべて必須であり、どのフィールドも、「編集」をクリックして変更できます。エントリーを削除することも、「除去」をクリックして行えます。

「ユーザー・リスト・プロパティーの暗号化」を選択し、暗号化された形式ですべてのユーザー・リスト項目のパスワードを保管します。パスワードは、「ソース」タブが選択されている場合、暗号化されて表示されます。暗号化されていない形式ですべてのパスワードを保管するには、このボックスをクリアします。パスワードは、常にアスタリスク (*) として表示され、「ユーザー ID」フィールドと「説明」フィールドは、この設定に関係なく、暗号化されないままです。

「ユーザー ID」フィールドに達した際に、接続マクロを記録するように、ユーザー・リストからプロファイルの使用を指定するには、ホスト端末ツールバーの「プロンプト・アクションを追加」アイコンをクリックします。「プロンプト・アクションを追加」ページで、「プロンプトをユーザー・リストからのプロパティーに設定」を選択します。「ユーザー・プロファイル」に、ドロップダウンからプロファイルを選択し、「ユーザー・リスト」プロパティーに、「_userid」を選択します。パスワード・フィールドに、同じプロセスを使用して、同じプロファイルを選択し、ユーザー・リスト・プロパティーに、「_password」を選択します。マクロを記録中に選択したプロファイルは、マクロのテストに使用されるものです。リストのすべてのプロファイルは、ランタイムに必要に応じて使用されます。

接続マクロをホスト接続と関連付けるには、接続を編集します。接続マクロでは、「マクロ」タブで、ドロップダウンからご使用のマクロを選択します。

リストを使用する場合、切断マクロを記録して、ユーザー ID をログオフし、再使用できるようにする必要もあります。切断マクロをホスト接続と関連付けるには、接続を編集します。切断マクロでは、「マクロ」タブで、ドロップダウンからご使用の切断マクロを選択します。