有効な次画面

ホスト・アプリケーションによってホスト端末にアプリケーション画面が表示され、続いてユーザー入力が行われると、通常、次に表示される可能性があるアプリケーション画面は数個 (多くの場合は 1 つ) のみになります。

このシナリオの例では、現行のマクロ画面は Screen1、現行のアプリケーション画面は「ISPF Primary Option Menu」、入力は '3' と Enter キーです (表 1 を参照)。この状況では、次に表示される可能性があるアプリケーション画面は 「Utility Selection Panel」の 1 つのみです。したがって、有効な次画面のリストに追加する必要があるのは、1 つのマクロ画面の名前、Screen2 だけです。

最初これは、反直感的に思える場合があります。最終的に ISPF Primary Option Menu は、約 30 種類の入力 (オプション 15 種類、メニュー選択 6 種類、およびファンクション・キー 8 種類) で構成される可能性があります。その場合、リストには、マクロ画面の名前が 1 つだけでなく 30 個はあるはずです。いかがでしょうか。

有効な次画面のリストに通常、1 つまたは数個の名前しかない理由は、なんらかの特定のタスクを達成することを目的とする一連の命令をマクロが実行していることです。Screen1 では、 命令は、「ISPF Primary Option Menu」の次に 「Utility Selection Panel」を表示することを目的としています。この変更を行うために必要なアクションが実行され ('3[enter]')、予想されたアプリケーション画面が表示されるのをマクロ画面は待機します。