OIA 記述子 (<oia> エレメント)

ほぼすべてのシナリオで、この記述子のデフォルト設定を受け入れることができます。デフォルト設定は NOTINHIBITED です。画面認識時には、次のことが行われます。
  • ホスト端末の入力禁止標識が設定されている (つまり、入力が禁止されている) 場合、マクロ・ランタイムはこの記述子を false と評価します。
  • しかし、入力禁止標識がクリアされる (つまり、入力が禁止されない) 場合、マクロ・ランタイムはこの記述子を true として評価します。
これらは、予期した結果です。通常、入力禁止標識が設定されている間に、マクロ・ランタイムがマクロ画面を認識して、アクションの処理をただちに開始することを、ユーザーは希望しません。(タイミングについて詳しくは、画面の完了を参照してください)。ただし、その問題を解決しても、このディスクリプターは、ほとんどの場合、デフォルト設定 (NOTINHIBITED) のままにしておく必要があります。

しかし、マクロ・ランタイムに入力禁止状態を無視させるシナリオの場合は、この記述子を DONTCARE に設定してください。