プラグイン・プロジェクトの拡張ポイント

プラグインが、他のプラグインによる機能部分の拡張またはカスタマイズを許可する場合、拡張ポイントを宣言します。拡張ポイントは、拡張が準拠する必要がある規約 (通常は XML マークアップと Java™ インターフェースの組み合わせ) を宣言します。この拡張ポイントに接続するプラグインは、その拡張にこの規約をインプリメントする必要があります。拡張されるプラグインが、その拡張ポイント規約のスコープを超えて接続しているプラグインに関してはなにも認識しない、ということがキー属性になっています。これによって、異なる個人または企業によって作成されるプラグインは、お互いをよく認識しなくても、シームレスに対話することができます。

com.ibm.hats.rcp.runtime.rcpApplications 拡張機能は、使用する ZIETrans リッチ・クライアント・プラグインを ZIETrans ランタイムに登録します。これにより、ZIETrans ランタイムは、どのプラグインが ZIETrans アプリケーション・プラグインであるか認識します。「アプリケーション」ビューは、この拡張ポイントをインプリメントするプラグインに基づいて移植されます。この拡張ポイントも、アプリケーションのインスタンスが起動されたときに、どのビュー (デフォルトでユーザーの変換ビュー) が開くのかを示しています。

ZIETrans RCP プロジェクトは、Eclipse org.eclipse.ui.views 拡張を使用して、このプラグインの変換ビュー・クラスを Eclipse プラットフォームに登録します。