OIA フラグの取得待ち

ZIETrans は、アウトバンド・データの分析後に、ホストの準備が完了し、ユーザーがインバウンド・データを送信できる状態であることを示す OIA フラグを待ちます。アウトバウンド・データの分析後に、OIA フラグがすでにこの状態を示している場合もあります。その場合は、OIA フラグの待機はすぐに終了します。デフォルトでは、ZIETrans は、STATE_SYS_LOCK (システム・ロック) フラグと STATE_TIME (キーボード入力禁止) フラグがクリアされるまで、最大 5 分間待機します。どちらの条件も、表 1 で定義する設定でカスタマイズできます。これらの設定は、アウトバウンド・データ分析に使用する計画に関係なく、適用されます。
表 1. OIA カスタマイズ設定
設定 (大文字と小文字を区別) 説明 デフォルト
keyboardInhibitedWait キーボード入力禁止 OIA フラグがクリアされるまで待機するかどうかを指定します。この値を false に設定すると、ZIETrans は、システム・ロック OIA フラグのクリアだけを待ちます。この設定は、キーボード入力禁止画面をクライアントに送信するために使用します。
oiaLockMaxWait ユーザーが他のデータを送信できることを表す OIA フラグを ZIETrans が待つ最大期間をミリ秒単位で指定します。ロック画面をより高速で戻す場合は、この値を小さくすることができます。この値が小さすぎると、画面の信頼性が低下します。特定のロック画面をユーザーに送信する場合は、oiaLockMaxWait の値を変更する前に keyboardInhibitedWait 設定を使用することをお勧めします。 300000 ミリ秒 (5 分に相当)。ただし、非同期更新アプレットが使用可能で実行されている場合を除きます。その場合のデフォルトは、表 2 で説明する default.appletDelayInterval のデフォルト値です。