ポリシー・ファイル

ZIETrans Toolkit には、Java™ 2 セキュリティーが使用可能になったときに動作するように、展開されている ZIETrans アプリケーションに対して必要なアクセス権を付与する Java 2 セキュリティー・ポリシー・ファイルが組み込まれています。ZIETrans の基本的な動作は、 Java 2 セキュリティーを使用可能にした状態でテストされていますが、一部の ZIETrans アプリケーションでは、 Java 2 セキュリティーを使用可能にした状態で動作できるようにするために、ポリシー・ファイルの変更が必要な場合があります。例えば、アプリケーション内部のビジネス・ロジックがシステム・リソースにアクセスする場合や、鍵リング・ファイルなどのファイルが、まだポリシー・ファイルの対象範囲になっていないパスに存在する場合などです。

ZIETrans アプリケーションのポリシー・ファイルは、ZIETrans パースペクティブの「ナビゲーター」ビューで参照できます。ZIETrans アプリケーションの EAR プロジェクトを展開して、META-INF フォルダーを開き、was.policy ファイルを探します。ZIETrans では、作成した新規プロジェクトごとに、デフォルトのポリシー・ファイルがコピーされます。デフォルトのポリシー・ファイルを変更する場合、このファイルは、インストールされている ZIETrans プラグインの下位で、以下のディレクトリーに置かれています。
<ZIETrans>\plugins\com.ibm.hats_nnn\predefined\
projects\earProject\META-INF\
ここで、 nnn は ZIETrans のバージョンおよびビルド・レベルです。