ZIETrans を使用するときのアクセシビリティー

ZIETrans を使用するときは、以下の点に注意してください。
  • 構成の中には、スクリーン・リーダーを使用してホスト画面を読み上げる必要があるものがあります。例えば、「拡張レンダリングのプロジェクト設定」でオプション「デフォルト・レンダリングのテーブル・データと行のタグのクローズ」を選択する必要がある場合があります。詳細については、「ZIETrans プロジェクトの変更 」の『拡張レンダリングにおける HTML テーブル』セクションを参照してください。
  • ZIETrans では、ZIETrans アプリケーションの開始時に、最初はホスト変換域にフォーカスがあります。ただし、左側に上下にわたりナビゲーション・リンクがあるテンプレートを使用する場合、 テンプレートの先頭に、ホスト変換域の始まりへのリンクを追加したいことがあります。このリンクの目的は、ユーザーがすべてのナビゲーション・リンクを素早くバイパスして、ホスト・ページの メイン・コンテンツにたどりつけるようにすることです。ZIETrans で提供されているテンプレートには、このようなリンクを提供するためのサンプル・コード (コメント化されています) があります。サンプルとして、これらのテンプレートのソースを参照してください。
  • ZIETrans の設定「音響アラームによる認識エラーのアラート」 を使用すると、認識エラーがあったときに (例えば、サブファイル・コンポーネントの設定ページで)、 音響アラーム (ビープ音) を鳴らすことを指定できます。これは、スクリーン・リーダー (読み上げソフトウェア) を使用してメッセージ領域を読み上げるよう、開発者に警告しなければならない場合に便利です。この設定をどこで設定するかについては、「ZIETrans プリファレンスの使用」の『ZIETrans プリファレンスの使用』セクションを参照してください。
  • 拡張マクロ・エディターで支援テクノロジーを使用するには、Java™ Access Bridge をインストールする必要があります。Java Access Bridge に付属の説明に従って、拡張マクロ・エディターを実行する JVM を構成してください。例えば、 JDK で accessibility.properties ファイルを構成します。このファイルは、通常、次のパスに配置されています: <JDK_install_directory>\jdk\jre\lib。
  • スクリーン・リーダーがエディター・パネルの内容を読み上げるときに障害が発生した場合は、他のパースペクティブに切り替えるか、あるいはスクリーン・リーダーを再構成してください。
  • ZIETrans プロジェクトでの作業中に JAWS を使用するとき、JAWS から、 ページの移動に CTRL+TAB を使用するように指示されることがあります。このキー・シーケンスが ZIETrans Toolkit 内で動作しない場合は、左矢印キーと右矢印キーを使用してタブ間のフォーカスを移動させてください。
  • 「5250 サブファイル・コンポーネント設定 (5250 Subfile component settings)」ウィザードでは、 4 つのタブが表示されます。 「アクション」、「ヘッダー」、「データ」、および「マーカー」のタブです。各タブを使用して、サブファイルの特定要素を認識するための基準を定義します。各タブ上のアイコンによって、その要素が認識されているか、未認識か、または不明であるかが表されます。JAWS の使用時、これらのアイコンは、それらのグラフィックス文字番号を使用した音声で表されます。JAWS Graphics Labeler を使用して、以下のように、これらのアイコンにラベルを割り当てることができます。
    • グラフィックス 58: 認識不能
    • グラフィックス 362: 不明
    • グラフィックス 706: 認識されている
注:
  1. ZIETrans が Web アプリケーションのアクセシビリティーをサポートするのは、Internet Explorer を使用している場合のみです。