テーブル (フィールド)

テーブル (フィールド) コンポーネントは、縦方向に位置合わせされたフィールドの論理列を認識します。テーブル (フィールド) として認識される領域の場合、選択領域内に含まれる各フィールド (部分フィールドも含む) の左右の境界線は、その直上のフィールド (問題のフィールドが最初の行でない場合) および直下のフィールド (問題のフィールドが最後の行でない場合) の左右の境界線と同じである必要があります。

認識されたテーブル (フィールド) は、以下のウィジェットによってレンダリングできます。
次の図に、ホスト画面上のテーブル (フィールド) コンポーネントの表示例を示します。
図 1. テーブル (フィールド) コンポーネントの例
テーブル (フィールド) コンポーネントの例
以下の設定が、このコンポーネントに対して構成できます。
空行を含める
これを選択した場合、表示されたテーブルまたはグラフに空行 (表示テキストまたは入力フィールドがない行) が含まれます。
除外する行
認識されたテーブルから除外するコンマで区切られた行や範囲指定された行セット。この設定は、テーブルまたはグラフ上の特定の複数行のデータを隠す場合に有効です。この値で表される行は、実際のホスト画面ではなく、認識されるテーブルに基づきます。値の例:1,2,3..., 1,2-4, 3-5.
除外する列
認識されたテーブルから除外するコンマで区切られた論理列や範囲指定された論理列セット。この値で表される列は、実際のホスト画面ではなく、認識されるテーブルに基づきます。値の例:1,2,3..., 1,2-4, 3-5.
最小行数
指定された領域が、テーブルと認識されるために含むべき必要最小限の行数です。
注: 認識された行の数は、指定した行が除外される前に評価されます (『除外する行』を参照してください)。
最小列数
指定された領域が、テーブルと認識されるために含むべき必要最小限の (ホスト画面列ではなく) 論理列の数です。
注: 認識された列の数は、指定した列が除外される前に評価されます (『除外する列』を参照してください)。
テーブルの上の行から列見出しテキストを抽出
テーブルの上の行にあるテキストをテーブルの列ヘッダーとして使用する場合は、このボックスを選択します。列ヘッダーは保護フィールド内になければなりません。
注: テーブルを作成したホスト画面マップへのアクセス権限がない場合、テーブル (可視) コンポーネントを使用してテーブル領域を認識します。この操作が可能でない場合、「ホスト・コンポーネントを挿入」ウィザードの最初のページの「入力」「保護」、および「非表示」の各オプションをオンにして、選択したホスト画面領域内のフィールドの区切りを判別しやすくします。