作業にホスト端末画面を使用する

ZIETrans プロジェクトを開発する際、作業の多くは、ホスト・アプリケーションの画面を必要とします。ホスト・アプリケーションとの接続や対話に ZIETrans ホスト端末を使用するほか、以下のタスクにもホスト端末を使用します。
  • ホストに接続していないときにオフラインで使用する画面キャプチャーの作成
  • の作成画面イベント
  • 変換の作成
  • マクロの記録およびデバッグ
これらのタスクについては、それぞれ以下のセクションで説明します。
注: ホストに接続していないときにオフラインで作業するホスト・シミュレーション・トレースを作成するときにもホスト端末を使用します。詳しくは、『ホスト・シミュレーションの使用』を参照してください。

ホスト端末セッションをオープンするには、「ZIETrans プロジェクト」ビューでプロジェクトを選択し、メイン・ツールバーのZIETrans ホスト端末をオープン」アイコンをクリックします。ホスト端末は、ポップアップ・メニューからオープンすることも可能です。その場合は、プロジェクト内の任意のリソースを右クリックし、「ホスト端末をオープン」を選択した後、使用する接続を選択します。ホスト・セッションをアクティブにしておく場合は、プロジェクトをカスタマイズする際に内部を移動して、アクティブな画面から画面イベントや変換を作成することができます。必要な場合は、ホスト・アプリケーション内のいくつかの画面にナビゲートし、ホスト端末のツールバーの「画面キャプチャーを作成」アイコンをクリックすることにより、 画面イベントと変換の作成時に使用できる画面キャプチャーを作成できます。

表 1 に、ホスト端末画面に表示されるアイコンを示します。
表 1. ZIETrans ホスト端末画面のアイコン
アイコン 説明
画面カスタマイズを作成
現在の画面に基づいて、新しい ZIETrans 画面カスタマイズを作成します。画面カスタマイズのうち、その認識基準にこの画面が一致するものがドロップダウン・リストに表示されます。
画面組み合わせを作成
現在の画面に基づいて、新しい ZIETrans 画面組み合わせを作成します。ドロップダウン・リストには、この画面が一致する認識基準を持つ画面組み合わせが表示されます。
接続
このホスト・セッションに接続します (ホスト・セッションに接続している場合は 使用不可)。
切断
このホスト・セッションを切断します (ホスト・セッションに接続している 場合のみ使用可能)。
画面のキャプチャー
この画面を取り込みます。
変換を作成
現在の画面に基づいて、新しい ZIETrans 変換を作成します。
マクロをオープン
マクロをオープンします。ドロップダウン・リストからマクロを選択します。
マクロの再生
マクロを再生します。ドロップダウン・リストからマクロを選択します。
マクロの記録
マクロの記録を開始します。
マクロの停止
マクロの記録を停止します。
マクロの保存
記録されたマクロを保存します。
マクロのステップイントゥ
デバッグ目的で各マクロ・アクションにステップイントゥします (F5)。
マクロのステップオーバー
デバッグ目的でマクロ画面をステップオーバーします (F6)。
マクロのステップ・リターン
デバッグ目的でマクロをステップ・リターンします (F7)。
マクロの再開
マクロの再生を再開します (F8)。
マクロ画面認識基準の定義
マクロの画面認識基準を定義します。
プロンプト・アクションを追加
現在のマクロにプロンプト・アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。
抽出アクションを追加
現在のマクロに抽出アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。
ループ・マクロの記録
現在のマクロにループを記録します (マクロの記録時にのみ使用可能)。
すべてのフィールドにプロンプト・アクションを追加
画面上のすべてのフィールドのため、現在のマクロにプロンプト・アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。
すべてのフィールドに抽出アクションを追加
画面上のすべてのフィールドのため、現在のマクロに抽出アクションを追加します (マクロの記録時にのみ使用可能)。
キーパッドの表示/非表示
ホスト端末ウィンドウのキーパッドを表示または非表示にします。
OIA の表示/非表示
テキスト・ベースのオペレーター情報域 (OIA) を表示または非表示にします。
注: ZIETrans Toolkit からホスト端末を使用する場合は、端末ウィンドウを最小化したり新規パースペクティブに切り替えたりする 他のアクションを使用すると、端末ウィンドウからフォーカスが外れ、フォーカスが戻らなくなる場合があります。カーソル位置で端末ウィンドウをクリックし、端末ウィンドウにフォーカスを戻してください。