ZIETrans EJB プロジェクトの作成

ZIETrans EJB プロジェクトを作成するには、以下の手順に従います。

  1. EJB Access Bean を組み込む予定の ZIETrans プロジェクトを起動します。これは、ターゲット ZIETrans プロジェクトと呼ばれます。
  2. 「ファイル」>「新規」>「プロジェクト」>「ZIETrans」>「ZIETrans EJB プロジェクト」をクリックします。ZIETrans ターゲット・プロジェクトと同じ EAR に ZIETrans EJB プロジェクトを配置してください。ウィザードでホスト接続を 1 つ定義します。
  3. Host Publisher Studio で作成した統合オブジェクトを使用する場合は、それらをプロジェクトにインポートします。「ファイル」>「インポート」をクリックし、「Host Publisher IO」を選択して、ウィザードを完了します。接続の定義やこれらの統合オブジェクトのマクロの記録は必要ありません。
  4. データの抽出元となるその他のホスト・マシンへの接続を定義します。接続の定義について詳しくは、「接続の管理」を参照してください。
  5. ホスト接続のいずれかに接続マクロと切断マクロが必要な場合は、ホスト端末を使用してそれらのマクロを記録します。次に、接続エディターを使用して、影響を受ける接続をそれぞれ更新し、その接続で使用する接続マクロと切断マクロの名前を指定します。接続マクロと切断マクロの記録について詳しくは、「接続エディター」を参照してください。
  6. 統合オブジェクトをまだ作成していない場合は、「ZIETrans EJB プロジェクト」ビューからホスト・アプリケーションに接続し、「統合オブジェクトの使用」 の指示に従って統合オブジェクトを作成してください。
  7. 必要な接続、マクロ、統合オブジェクトがすべて ZIETrans EJB プロジェクトに含まれている場合は、EJB Access Bean をターゲット ZIETrans プロジェクトにエクスポートできます。これを行うには、「ZIETrans EJB プロジェクト」ビューで EJB プロジェクト内の任意の統合オブジェクトを右クリックし、「ZIETrans プロジェクトへの EJB Access Bean のエクスポート」を選択します。その後、ターゲット ZIETrans プロジェクトと、EJB Access Bean を作成する統合オブジェクトを選択できます。
  8. これで、ターゲット ZIETrans プロジェクト内に作成した EJB Access Bean を処理できます。EJB Access Bean は、ターゲット ZIETrans プロジェクトのソース・フォルダー、IntegrationObject パッケージ、io-name_Access.java という形式の名前のファイル内にあります。EJB Access Bean を実行する ZIETrans ビジネス・ロジックを作成できます。このプロセスは、「ビジネス・ロジックの 追加」で説明されている、ビジネス・ロジックからの統合オブジェクトの実行と同じです。Eclipse 機能を使用すると、Bean を挿入すること、および Bean から JSP ページに結果を挿入することができます。EJB Access Bean から ZIETrans モデル 1 ページまたは Struts Web ページは直接生成できません。
  9. 「ZIETrans プロジェクトをアプリケーションとして使用するための準備」の説明に従って、Enterprise Archive (EAR ファイル) にプロジェクトをアセンブルします。WebSphere Application Server にそれを配置します。

ユーザーが自分で記述した Java コードでも EJB Access Bean を使用できます。ユーザーが記述したコードでの EJB Access Bean の使用について詳しくは、「EJB Access Beans のプログラミング」を参照してください。

EJB Access Bean は、統合オブジェクト内に記録され作成されたマクロに基づいて作成されます。統合オブジェクトのシグニチャーを変更するような方法でマクロを変更して ZIETrans EJB プロジェクトを再デプロイした場合は、一致する EJB Access Bean を再エクスポートして、それらを使用するコードまたは JSP を変更する必要があります。

親トピック: ZIETrans EJB アプリケーションの作成と使用